格闘技徒然草

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★UFN60:第2試合・ザック・マコウスキー vs. ティム・エリオット

フライ級。
ランキング10位マコウスキー vs. 11位エリオット。なぜかノーランカー対決のレイ・ボーグ vs. ケレイデスがメインカードなのにこちらはしかも第2試合という扱い。マコウスキーは前回もノーランカー対決のメインカードがあるのに前座でランカー対決をしていた。
元Bellatorバンタム級王者のマコウスキーはレスラー。UFCデビュー後2連勝していたが、前回はジュシー・フォルミーガにスタンドでバックを奪われてから攻められる展開で判定負け。
エリオットはUFC2勝3敗で連敗中だが、連敗の相手はバガウティノフ&ベナビデスというタイトル挑戦経験者。今回も上位ランカーが相手で、ここで負けてのリリースはちょっと厳しい。
いきなり前転からハイキックを放つエリオット。積極的に攻めていく。パンチのラッシュから組み付いてきたマコウスキーにギロチン。そのまま後方に投げたが首を抜かれて上を取られる。下になってもアグレッシブなエリオット。腕ひしぎ腕固め。さらに下からパンチ。バタフライで浮かせて立った。マコウスキータックル。きれいにテイクダウン。エリオット下からパンチ連打。立とうとしたがバックを取られる。上四方になりマコウスキーがノーアームノウスサウス。外して立ったエリオット。アグレッシブに出ていくエリオットだがマコウスキーのタックルで倒される。後方に投げようとしたが失敗。しかし下からヒジ。また腕ひしぎ腕固め。下になっても手数が多いのはエリオット。が、パスされてクルスフィックス。固めてパウンドを落とすマコウスキー。外せないエリオット。ホーン。
微妙。テイクダウンはされても攻めていたのは下のエリオットだったが、最後の30秒の印象でマコウスキーが持っていったか。
2R。すぐ出て行くエリオット。タックルに来たところで小手から投げを狙うが倒された。しかしガードから立ち上がるとまたパンチで出る。マコウスキーのシングルも切った。タックルを切った瞬間にギロチン!決まらないが上に。が、マコウスキーがきれいにスイープして上を取り返す。マコウスキーパウンド。距離を作って立ったエリオットはまたパンチで出る。しかしまたタックルでテイクダウンを許す。パンチで出て行ってるのはいいが、テイクダウンディフェンスが疎かになってる。下になっても手を出し続けるエリオット。マコウスキー固めてるだけでブレイクがかかる。出て行ってパンチを打ち込んだエリオット。ホーン。
2Rもテイクダウンを許したエリオットだが、このラウンドはエリオットか。
3R。マコウスキーのタックルを切ったエリオット。膝。またタックルに来られると悪癖のギロチン。得意なのかもしれないが、抜かれてまた上を取られる。マコウスキーハーフからパス。亀になったエリオットのバックマウントに。エリオット立つと後方に倒れこみバスター。離さないマコウスキー。チョークに。ディフェンスしているエリオットだが抜けられないまま時間が過ぎる。ようやく足のロックを外したエリオット。下からギロチンを狙ったがパスされていたので決まらず。上に乗られるがそのまま持ち上げて立ち上がるエリオット。水車落とし!そこからギロチン。外れた。上に鳴ったが時間がない。マコウスキーはホールドで逃げ切りを図る。ホーン。
3Rはマコウスキーか。
判定三者29-28でマコウスキー勝利。エリオット負けたがファイト・オブ・ザ・ナイト候補。レベルも高かったし、この試合がセミで良かったのでは。負けたエリオットだが、ハイパーアグレッシブで面白かったので、ランク外の相手ともうワンチャン欲しい。マコウスキーのような手堅い相手は無駄に攻めた所で逆にポジションを取られてしまい、相性が悪かった。