女子バンタム級。ランキング2位テイトと5位アイによる次期挑戦者決定戦。
女王ロンダの最大のライバルであるテイトだが、2度のロンダ戦はまったく勝機がない内容での完敗。前回の王座挑戦後3連勝しているものの、全て判定で、現在のところ再戦でロンダに勝てる期待感は出ていない。
相手のアイはUFCデビュー戦でいきなりサラ・カウフマンに勝つもマリファナが検出されNCになったため、UFC戦績はまだ1勝1敗1分け。前回初勝利を挙げたスミス戦も、スミスの耳の負傷によるドクターストップでアクシデント的な決着のため、まだすっきりした勝利がない。
パンチの打ち合い。アイがパンチをまとめる。テイトのパンチ1発に対し3発くらい返す。前蹴りを打ったテイトだがアイのパンチ4連打を貰う。テイトが強いパンチを打ち込んでいくがアイのパンチを貰う。テイトのタックルは切られた。しかしジャブがヒット。さらに右をヒットさせるとアイダウン！上になったテイト。ハーフ。アイは下からホールド。残り30秒。肘を入れるテイト。ホーン。
1Rはテイト。
2R。ダメージはなさそうなアイ。テイト右を打ち込んで組み付くと押し込んだ。アイは肘・膝を入れると離れた。アイが連打をヒットさせるがまたテイトの右がヒット。右が相打ち。しかしテイトがそのままパンチを打ち込んでアイを後方に押し倒す。鉄槌を落としながらパスしたテイト。サイド。ボディにパンチを打ち込むとギロチンへ。下になって全力で絞めに行くがアイ凌いでホーン。
2Rもテイト。
3R。左ミドルを打ち込んだテイト。アイKOするしかないが手数が足りない。打ち合いからテイトタックル。初めてクリーンテイクダウン。立とうとしたアイだがテイトバックマウント。バックからかかとで脇腹を蹴るテイト。動きがなくブレイク。バックの体勢でブレイクは珍しい。残り30秒なので攻め合えということか。打撃からタックルに入ったテイト。アイ膝を入れるがタイムアップ。
三者フルマークでテイト勝利。
完勝だったが vs. アイにおいてのことであって、これでロンダ相手に勝てるとは思えない。
