バンタム級。
おそらくセミの試合で欠場選手が出た場合の保険として組まれている試合で、ランキング1位ディラショーと2位リネケルの対戦。勝者が次期挑戦者に大きく近づく。
前王者ディラショーはクルーズ戦も実はスプリットの判定だったし、次戦では7連勝中だったアスンサオに完勝。
対するリネケルはランキング2位。前回のジョン・ダドソン戦で0.5ポンドオーバーがなければ挑戦権を手にしていたかもしれない。フライ級で計量失敗を繰り返していたが、バンタムに上げても失敗。これでは怖くてタイトルマッチで使えない。
早くもステップを踏むディラショー。左ハイ。かわされた。プレッシャーをかけていくディラショーだがローをキャッチされ倒された。首を抱えたリネケルだが離れた。ディラショー左ハイ。キャッチして倒したリネケル。しかしまた離れる。またじわじわ出るリネケル。ディラショータックル！完全に虚をつかれて倒されたリネケル。ハーフ。パンチを入れつつ上体を固めた。リネケルはガードに戻すがディラショーパウンド。落としながらパス狙い。リネケルディープハーフから立って離れた。ディラショー左ミドル。前蹴り。リネケル手が出ない。パンチで出た。左がヒットしたがディラショー距離を取る。残り10秒で打ち合い。ブンブンパンチを振り回したリネケルだがヒットせずホーン。
1Rディラショー。
2R。前に出てきたリネケルだがディラショータックル。テイクダウン。後転から立とうとしたリネケルだがバックに付くディラショー。しかしすぐ反転したリネケル。ディラショー立って離れる。左の蹴りを入れていくディラショー。そこからタックル。倒した。ハーフで固めながら殴る。肘。細かい肘で削っていく。リネケル足関に。パンチを打ち込み外すとマウント！すぐハーフに戻すがなおもパウンドを入れるディラショー。かなり削れてきたリネケル。パウンドを防ぐのが精一杯。ディラショー肘連打。足で防ぐリネケルだがディラショーパウンドラッシュ。ホーン。
2Rディラショーが圧倒。
3R。また左ミドルを入れたディラショー。左ハイはガードしたリネケル。が、タックル。テイクダウンしてパウンド連打。すぐに蹴り離して立ったリネケル。前に出てきたリネケルにパンチを入れて距離を取る。リネケルが大振りになったところをタックル。テイクダウン。そしてパウンド。リネケル亀に。バックから殴るディラショー。ディラショー前転して膝固め！なんとか外したリネケル。ディラショー離れて立つ。リネケルパンチを打ち込む。ボディが入りちょっと効いたディラショーだがステップワークで凌いだ。タイムアップ。
判定三者30-26でディラショー勝利。
テイクダウンを何度も奪うとパウンドで削っていった。
