格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN108:第11試合・オヴァンス・サン・プレー vs. マルコ・ホジェリオ・デ・リマ

ライトヘビー級。ランキング8位OSP。リマが計量で4ポンドオーバーしキャッチウェイトに。リマは2試合続けての計量失敗。
身体能力が武器のOSPは、昨年4月にJJとの暫定王座決定戦に抜擢されたものの判定負け。その後、ジミ・マヌワにKO負け、初参戦のヴォルカン・オズデミアに判定負けと3連敗。オズデミア戦は相手の良さよりOSPの元気のなさが目立った。ホームのテネシーで復活をかけたい。
TUFブラジル3で3位だったリマはUFC6試合すべてが1R決着で4勝2敗。しかしすべてがプレリムで、勝った相手もリリース間際かデビュー戦の相手ばかり。フィニッシュ力があるというよりは大味なファイター。キックではブラジル王者になっている。リマは当日222ポンドとのこと。
間合いを詰めてミドルを入れてくるリマ。OSPは距離を取りサークリング。OSP出られない。ミドルを蹴られ続けている。かなり慎重になっているOSP。会場はOSPコール。ジャブを入れたOSPだがリマが打ち返す。OSP前に出て左ミドルを入れた。ミドルの蹴り合い。残り1分。OSPやはり出られない。前に出てパンチを打ち込んだ。タックルに入ったが切られた。OSPジャブがヒット。ホーン。
1Rリマ。UFCで初のホーンを聞いたリマ。OSPはちょっと警戒しすぎている。連敗で弱気になっているのか。
2R、OSP押して倒した。ガードからパウンド・肘。潜って立とうとするリマ。潰して上になったOSP。ハーフ。リマは下からギロチンに抱える。OSPはヴァンフルーチョーク。ハーフのまま肩で頸動脈を絞める。リマタップ!
OSPはニキータ・クリロフ戦以来のヴァンフルーチョークによる勝利。負けたらリリースもあり得るだけに慎重だったが最後はきっちり決めた。