格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN110:第3試合・ジョン・モラガ vs. アシュカン・モクタリアン

フライ級。
ランキング11位モラガ。UFC3戦目でDJのタイトルに挑戦するが終始圧倒された上に一本負け。現在3連敗中で、敗れたら確実にリリースされる。オールアメリカンレスラーで、ギロチンでの一本勝ちが多い。
地元オーストラリアのモクタリアンはこれがUFCデビュー戦。ローカルではフェザー・バンタムで戦っていたが、前回初めてのフライ級で秒殺KO勝ち。しかし世界レベルの選手との対戦はないため、実力は未知数。イラン系のハーフでイラン生まれだが、イラン・イラク戦争で両親がオーストラリアに移住したものの、両親が離婚してホームレスとなる。その後、10代で薬物・アルコール中毒になるという激動の幼少期を過ごしたが、MMAを始めて更生した。
モクタリアンタックル。膝が入ったがそのまま組みつく。モラガ得意のギロチンで引き込んだ。かなりタイトに絞まってる。モクタリアンなんとかこらえた。抜けそうになり立つモラガ。外れた。モラガもかなり力を使ったか休んでる。離れた。パンチを入れるモラガ。モクタリアンカウンターのタックル。しかし切ったモラガがバックに回りチョークへ。外したモクタリアンは足関。抜いて上になるモラガ。モクタリアンまた亀に。残り30秒。モラガバックから肘。バックから腕十字へ。しかしクラッチして耐えるモクタリアン。ホーン。
1Rモラガ。
2R。モラガパンチで出る。モクタリアンローキック。右を入れたモラガ。飛び膝につなげる。モクタリアンまたロー。モラガはローに左を合わせる。バランスを崩したモクタリアン。蹴りをキャッチしたモラガがテイクダウン成功。インサイドから肘。あっさりパス。サイドからマウントに。バックに回るが残り40秒。またマウント→バックマウント→マウント。残りわずかでまた腕十字を狙ったがホーン。
3R。すぐ組んだモラガがテイクダウン。インサイドからパウンド。ニースライスパスでサイドに。足で頭をまたいで横三角のセットアップ。そこから腕十字に移行。しかしスッポ抜けて外れた。モクタリアン上を狙うがまた潰して上になったモラガ。モクタリアンはシングルレッグ。モラガがぶってアナコンダ。外れたがマウントに。パウンド。モクタリアンもう凌ぐだけ。残り30秒で腕十字。しかし外れてモクタリアン上に。が、攻められないままタイムアップ。
判定30-25、30-27×2の3-0でモラガ勝利。
モラガ、3連敗からのアウェイでの試合だったが、デビュー戦の地元選手相手に実力差を見せた。