格闘技徒然草

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★UFC218:第3試合・サバウ・ホマシ vs. アブドゥル・ラザク

ウェルター級。
ホマシは昨年8月に直前の欠場選手の代役としてUFCと契約しティム・ミーンズと対戦したが、実力差がありKO負けで完敗。それ以来1年4ヶ月ぶりの試合出場。
ラザクは柔道がバックボーンでニックネームがジュードーサンダー。デビューから6戦すべて2分以内にKO勝ち(うち4勝は1分以内の秒殺)でUFCと契約し、UFC初戦も1RKO勝ち。しかし前回はコンバットサンボ王者のオマリ・アクメドフにテイクダウンを何度も取られて完敗。UFC初戦の秒殺KO勝利も振り回したパンチがたまたま当たったような試合だった。
パンチの打ち合い。前に出てワンツーを入れたホマシにラザクは右のカウンター。ラザクがパtに出でると右フックをかいくぐってタックルに入ったホマシ。しかし切られた。ラザクがパンチで攻め込む。ガードを固めてケージまで後退したホマシ。押し込みながらパンチを入れていくラザク。ホマシボディに膝を入れて引き剥がした。今度はクリンチ状態からホマシがパンチを入れる。バランスを崩して下になるラザク。ホマシ、インサイドから強烈な肘連打!フックスイープで浮かせて立ったラザク。ホマシ外掛けテイクダウンを狙ったが、ラザクすかしてバックに。しかし足をフックさせずに立ったホマシ。ケージに押し込みパンチを入れるラザク。両者ともに燃費が悪そうな戦い方。ケージに詰めてパンチを打ち込むラザク。ホマシも打ち返す。ラザクのパンチが入り体勢が崩れたホマシ。タックルに入るがハーブ・ディーン止めた。
ホマシの体勢が崩れていて意識が飛んでいるように見えたのかもしれないが、これは誤審だろう。ただリプレイで見るとダウンと見なされても仕方がない部分もある。止める直前の場面ではラザクが上から押さえ込んでいるだけでパンチをもらっていたわけではなかったので、もうちょっと見ても良かった。ホマシ抗議するが結果が覆るわけもなく、ラザクTKO勝ち。
ブーイングが飛ぶがラザクには責任はない。ホマシに謝罪するラザク。噛み合っていたしリマッチに期待したい。