格闘技徒然草

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★UFC218:第9試合・ティーシャ・トーレス vs. ミッシェレ・ウォーターソン

女子ストロー級トーレス5位、ウォーターソン6位。
ともに上位ランカーだがタイトル挑戦経験がない。そして現王者のナマユナスにUFC唯一の黒星を喫しているというところも共通している。勝てばタイトル挑戦のチャンスが回ってくる可能性が高い。
トーレスは空手・テコンドー黒帯でアマキックの王者でもあるが、前回ジュリアナ・リマに一本勝ちをするまで、MMAでの8勝すべてが判定勝ちだった。同性愛者で、同じUFCファイターのラケル・ペニントンと付き合っている。セコンドにもつくペニントン。
ウォーターソンはアメリカン・フリースタイル空手の黒帯。キックの試合も出たことがあるが、どちらかと言えば柔術紫帯の寝技でフィニッシュすることのほうが多い。UFCでの2勝もチョークによる一本勝ちだが、前回は逆にナマユナスのチョークで一本負け。
打撃戦から組みついたウォーターソン。テイクダウン。立とうとするトーレスのバックに付く。一旦背中に乗るが着地。トーレス正対し押し込む。離れた。組んで右を打ち込むトーレストーレスのパンチが入っている。首相撲から膝。離れ際にパンチを入れるとまた組んでクリンチアッパー。ケージに押し込み肘。首相撲から膝。離れた。パンチを打ち込むウォーターソンだがまた押し込むトーレス。肘。離れた。ジャブ、サイドキックを放つウォーターソン。トーレスまた押し込みパンチを打ち込む。シングルレッグで倒そうとするが倒れないと見ると離して殴る。ホーン。
1Rトーレス。打撃がパワフルでウォーターソンが押されている。
2R。ウォーターソン組みつくと首投げで投げた。バックにつこうとするトーレスだが反転して上をキープ。押さえ込むとハーフに。トーレス下からキムラでスイープを狙うが解除したウォーターソン。ガードに戻すトーレス。ウォーターソン上になっているが攻撃が少ない。トーレスは三角を狙っていく。サバいてパスをしようとするウォーターソン。腕十字を狙ったがサイドを取られる。しかし時間がない。トーレスの立ち際にボディへ膝を入れたウォーターソン。ホーン。
上になっていた時間の長さでウォーターソンか。
3R。打撃を入れていくトーレス。ウォーターソンパンチを入れると組みに行くが逆に押し込んだトーレストーレス離れた。ウォーターソン若干疲れている。トーレスの左の連打をもらい後退。トーレスのパンチをもらったウォーターソン。組もうとするが引き剥がされる。蹴りでバランスを崩してスリップしたウォーターソン。トーレス上に。ウォーターソンの立ち際にバックに回りバックマウント。尻を挙げて前に落とそうとする。残り1分。体を伸ばされたウォーターソン。トーレスパウンド連打。止められそうだがなんとか凌いだ。ウォーターソン反転して上になる。立ったがパンチを入れていくのはトーレス。タイムアップ。
30-27、29-28×2の3-0でトーレス勝利。