格闘技徒然草

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UFC on FOX27:第10試合・ジョーダン・リナルディ vs. グレゴール・ギレスピー

ライト級。

UFC1勝1敗で過去はいずれもプレリムのリナルディがなぜセミ前なのかというと、幼少期~大学までを会場のあるシャーロッテで過ごしたご当地ファイターだからというだけ。先週のナンバーシリーズのメインカードにもご当地選手がいたし、前座ではなくメインカードに使われるパターンが増えてきた?代役のUFCデビュー戦では判定負けしたが、前回はギロチンチョークを仕掛けてきた相手にヴォンフルーチョークのカウンターで一本勝ちした。

ギレスピーはD-1で優勝経験のあるエリートレスラー。2007年に優勝した時には、別階級ではベン・アスクレンも優勝している。オリンピックには手が届かずMMAに転向。ここまで10戦無敗で、UFCでも3連勝中。ライト級ではやや小柄の175cm。当然タックルからのテイクダウンが武器だが、けっこう切られてもいる。地元選手に花を持たせるにしては厳しいカード。

飛び込んでパンチを打ち込んだリナルディだがギレスピーが間合いを詰めてパンチで攻める。カウンターの膝を入れたリナルディだがその足をキャッチしたギレスピーがテイクダウン狙い。片足でこらえて離れたリナルディだが、ギレスピーまたシングルレッグ。倒した。ハーフ。ガードに戻すリナルディだがパスされた。サイド。マウント!リナルディは下からホールディング。亀に。バックマウント。正対してハーフに戻したリナルディだがまた足を抜かれてマウントに。リナルディ亀になり立とうとするが、バックを取ってコントロールするギレスピー。バックマウントからパウンド。体を伸ばされ殴られる。強いパウンド連打。残り20秒だがリナルディ動けないまま殴られ続ける。レフェリー止めた。

ギレスピー強い。地元選手に当てる選手ではなかった。