格闘技徒然草

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UFC242:第8試合・ジョアン・カルダーウッド vs. アンドレア・リー

女子フライ級。カルダーウッド5位、リー6位。

ストロー級だったカルダーウッドだが体重オーバーもあり適正階級のフライ級に転級するとここまで2勝1敗。ただし相手はUFC0勝2敗とデビュー戦の相手で、前戦ではケイトリン・チューケイギアンとのランカー対決で判定負け。バックボーンはキックボクシング。

KGBことリーはUFCデビュー戦から3連勝中。すべて、打撃の手数で上回っての判定勝ち。空手とキック、ボクシングの経験があるが、いずれもほぼアマチュアのキャリアのみ。ニックネームはKGBだが、見た目がロシア人っぽいからつけられたあだ名で、ロシアに特にルーツはない。

カーフキックを入れるカルダーウッド。前蹴り。リーが距離を詰めるとボディにテンカオ。リーもローを返す。打撃戦が続くが、カルダーウッドがパンチからタックルにつなげてテイクダウン。ケージで立ったリーだが、カルダーウッドが離れ際に出した肘をもらい倒れる。すぐ立ったリー。今度はリーがカルダーウッドのハイをキャッチしてテイクダウン。ハーフで固めて肘。サイドに。残り30秒。ニーオンで押さえるリー。ホーン。

僅差のラウンド。どちらに入ってもおかしくない。

2R。リーが組んでケージに押し込む。ボディに膝。離れた。リーシングルレッグで飛び込んだ。テイクダウン。立とうとしたカルダーウッドを立たせずレッグマウントで押さえる。亀になったカルダーウッド。バックに回ったがカルダーウッド立った。ケージで正対。離れ際に肘を入れたカルダーウッド。スタンドで打撃戦。組みに来たリーにパンチを打ち込む。また組んだリーを逆にケージに押し込んだ。残り1分。リーがタックルに。テイクダウン。レッグマウントからパウンド。立ったリーに肘を入れる。ホーン。

2Rも僅差。

3R。打撃で先手を取るのはカルダーウッド。手数を出していく。リー後退。口が開き気味のリー。タックル。ケージに押し込む。離れた。リータックル。倒した。足を絡めないまま強引にバックに回ろうとしたが、カルダーウッドが正対しタックルに入る。離れた。残り1分。リーのタックルを切って膝。残りわずかでボディロックからバックに回ろうとしたカルダーウッド。正対するリーに肘を入れ離れる。タイムアップ。

確実に取ったのは3Rのカルダーウッドのみ。どういう結果になってもおかしくない。

29-28リー、30-27カルダーウッド、29-28カルダーウッド。スプリットでカルダーウッド勝利。