格闘技徒然草

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UFC242:第9試合・マイルベク・タイスモフ vs. ディエゴ・フェレイラ

ライト級。

タイスモフはストライカーで、2014年10月以来、5年間無敗だが、その間4度欠場で試合を飛ばしており、5年で6試合しかしていない。さらに前回は大幅な計量オーバーもしており、連勝しているがランカーとの試合も組まれず。ストライカーで、前回判定勝ちするまでは5試合連続KO勝利していた。UFCで唯一の敗戦を喫したのはフェレイラと同じブラジル人のプラゼレスで、テイクダウンや下になってからのリカバリーには不安がある。

フェレイラはベネイル・ダリウシュとダスティン・ポイエーに連敗してから、2016年1月以来無敗。ただし、やはり試合が流れることが多く、3年半でまだ5試合目。5月に組まれていた試合では、直前に腎臓結石により欠場している。柔術三段のグラップラーだが、ローカル時代10戦して一度もなかったKO勝ちをUFCでは3度もしている。現在4連勝中で、前回も6連勝していたロシア人もルスタン・ハビロフと対戦し、判定勝ちで連勝を止めている。

間合いを詰めるフェレイラ。タイスモフサークリングしながらカーフキック。右を打ち込むタイスモフ。フェレイラワンツー。前蹴り。入ってくるフェレイラにアッパー。さらにカーフキックでフェレイラをスリップさせる。フェレイラ右フック。タイスモフの右をテンプルにもらい効いた!距離を取るフェレイラ。なんとか凌いだ。立て直してまた出ていく。前蹴り。タイスモフの右がヒット。フェレイラ出ていくがタイスモフは距離を取りつつパンチを返していく。最後に攻めていくフェレイラだがホーン。

1Rタイスモフ。

2R。圧を強めるフェレイラ。パンチで出るとタックルに。タイスモフ払腰で投げたが、フェレイラすぐに起き上がりまたタックル。ケージに押し込みながら頭が当たったフェレイラ。レフェリー止めて口頭注意。再開。手数を出し続けるフェレイラ。右がヒットし始めている。タイスモフ、圧されて手数が減ってる。フェレイラパンチからタックルに入るがこれは切られた。疲れが見えるフェレイラだがそれでも前に出て手を出していく。ホーン。

2Rフェレイラ。形勢逆転。

3R。すぐに出ていくフェレイラ。ジャブ、右ハイ。手数で押す。左ボディから右フック。フェレイラタックル。これは止めたタイスモフだが肘を入れるフェレイラ。有効打が倍以上になっているフェレイラ。常に連打を入れる。右が入り効いたタイスモフ。追いかけ続けるフェレイラ。ボディ・顔面を打ち分ける。タイスモフ、手が出なくなった。下がるのみ。右ハイを入れるフェレイラ。タイムアップ。

29-28、29-27×2の3-0でフェレイラが5連勝を達成。3Rは手数の差で10-8つけたジャッジもいたか。