格闘技徒然草

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UFC243:第4試合・ブラッド・リデル vs. ジェイミー・ムラーキー

ライト級。ともにUFCデビュー戦で、メインと同じオーストラリア vs. ニュージーランドの図式。

リデルはセミ・メインに登場するアデサニヤ、ダン・フッカーと同門のシティキックボクシング所属で、アデサニヤのように元はキックボクサー。60戦以上のキャリアがあり、K-1RIZINにも参戦したジョン・ウェイン・パーにも勝利している。MMAはまだ6勝1敗で、うち3試合が今年に入ってからの試合。前戦で判定になった以外はすべてKO勝ち。1敗はグラウンドに持ち込まれての一本負け。

オーストラリアのムラーキーは地元のローカルイベントで11勝2敗の25歳。2敗のうち1敗は年末にフェザー級タイトルに挑戦するアレックス・ヴォルカノフスキー。

両者打撃戦。右をヒットさせるリドル。ロー。ムラーキータックル。ケージに押し込む。倒せず離れた。リデルのワンツーがヒット。左ボディ。アッパーを出したムラーキーだがリデルがワンツーを返す。ホーン。

1Rリデル。

2R。ムラーキーすぐタックル。一瞬倒したがすぐにまた立たれる。しかしムラーキー放さずテイクダウン。ハーフで寝かせた。が、リデル起き上がるとスイープで逆に上になる。ムラーキーまたシングルレッグへ。切ったリデル。カーフキック。ワンツー。ムラーキー口が半開き。リデルのワンツーをもらう。ムラーキータックル。正面過ぎて止められる。またタックルで組み付くが、潰されてそのままマウントを取られた。亀になりバックマウント。残り30秒。リデルチョークへ。やや乗りすぎ。前に落とされ下に。ムラーキーが肘を落とすがホーン。

2Rリデル。

3R。リデルがパンチからボディに膝。リデルがタックルに入りテイクダウン。パウンド。押さえ込まず立たせる。リデルのパンチがヒット。右。ムラーキーも打ち返すが左ボディから右の肘が入る。連打を入れるリデルだがムラーキーのパンチが入り効いた!ムラーキータックル。テイクダウン。バックマウントからチョーク。しかし浅い。また下から抜けたリデル。スタンドへ。リデルのパンチ4連打がすべて顔面を捕らえる。ムラーキーのタックルを潰して上になるとパウンド。ストップ寸前だがタックルに入ったムラーキー。立つがまたリデルのパンチを貰う。ムラーキーのタックルは潰される。リデルが強いパウンドを落とす。離れて立たせたリデル。ボディ・顔面にパンチを打ち込むリデル。ムラーキーも打ち返す。右がビッグヒット。パンチ・肘のラッシュ。全部もらっているムラーキー。倒れたらそのままストップになりそうだがギリギリしのいでる。タックルを潰したリデルがパウンド。レフェリー止める機会を伺っている。両者座った体勢でリデルの右が入ったところでタイムアップ。

判定3-0でリデル勝利。

会場は盛り上がったものの、リデルはパンチを貰い劣勢になる場面もあり、今後UFCで活躍するにはまだまだレベルアップが必要という印象。