格闘技徒然草

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UFC243:第5試合・カラン・ポッター vs. マキ・ピトーロ

ウェルター級。

地元オーストラリアのポッターは2月のオーストラリア大会で負傷選手の代役として2週間前にUFCデビューが決まった。しかしジェイリン・ターナー相手にアッパーでダウンを奪われパウンド連打で53秒KO負けで何も見せられず。MMA戦績17勝8敗と戦績はきれいではないが、UFCのデビュー直前の10戦はマーチン・ヘルドに敗れただけで9勝1敗。

ハワイアンのピトーロは今年7月のコンテンダーシリーズで1RKO勝利しUFCと契約。その時はミドル級で、体格的に小さいため、ダナ・ホワイトからはウェルター級に落とすように言われており、今回階級を落とした。キックを始めた時はヘビー級だったとのこと。

ウェルターでも小さめのピトーロ。ピトーロがパンチを打ち込み効いた。ポッター打たれながらも打ち返す。しかし打ち負けてテイクダウンを奪われる。ガードから背中を向けたポッターにピトーロはチョーク。しかし真後ろについておらず外れた。上を狙うポッター。レッグマウント。ピトーロはギロチンに抱えたままケージを使って立つが、たった瞬間にポッターがテイクダウン。しかし立たれた。ピトーロのパンチをもらいまくるポッター。効いているがポッターのパンチもヒットし沸く。ふらつき気味ながらケージに押し込み膝を入れるポッター。ホーン。

1Rピトーロ。

2R。ピトーロのパンチがヒットしまくる。動きが落ちているポッター。組むとケージに押し込み。入れ替えたピトーロ。ケージ膠着。弱々しい膝を入れるだけのポッター。ブレイクがかかる。またピトーロのパンチを全弾もらうポッターだが、打たれながら打ち返していく。また組んでケージ膠着。肘。ポッターも疲れたのか押し込まれたまま。残り15秒でブレイクをかけるレフェリー。ピトーロのパンチ連打がヒット。ホーン。

2Rもピトーロ。

3R。ポッター組んでテイクダウンに成功。しかし立たれた。またパンチの打ち合い。両者パンチが弱々しい。組んでボディロックしたピトーロだがポッターが投げて上に。マウントを狙う。下でしがみつくだけのピトーロ。ポッターが弱パウンドを入れていく。残り1分。マウントになるが両者疲れてる。ピトーロ完全にガス欠で耐えるだけ。ポッターも強いパウンドが打てないままタイムアップ。

2Rは微妙なので割れる可能性はある。

三者29-28でポッター勝利。

両者ともUFCレベルとは言えないお粗末な内容ではあったものの、ポッターUFC初勝利。