格闘技徒然草

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UFC243:第6試合・ジェイク・マシューズ vs. ロスタム・アクマン

ウェルター級。

5年前、19歳でUFCデビューしたマシューズももう25歳。今年1月には娘も生まれて父親になっている。ライト級では4勝3敗でランカークラスには勝てず、体が大きくなったこともありウェルター級に階級を戻すと3連勝。安西信昌にはテイクダウン→パウンド→チョークで全く問題にせず圧勝したが、前戦ではアンソニー・ロコ・マーティンにタックルを切られてのアナコンダチョークで一本負けを喫した。

アクマンは6月のスウェーデン大会で大会1週間前に出た負傷選手の代役としてUFCデビュー。同じUFCデビュー戦のセルゲイ・カンドチコ相手にタックルからスタンドでバックを奪う展開を続けたものの、2Rにパンチでダウンし判定負け。プロキャリアはまだ7戦だが、アマMMAではキャリアが長く、2015年には世界大会で3位となっている。MMAのトレーニング開始後に負傷し、2009年から12年までは全く運動できず、体重がヘビー級まで達したことがあったとのこと。

ローを蹴るマシューズ。アクマンは間合いを詰めるが先手を取られ手が出ない。飛び込んでくるアクマンをかわしてパンチを入れるマシューズ。左をヒットさせたアクマン。距離を取るマシューズが打撃をヒットさせる展開が続く。前に出たマシューズにアクマンの右がヒット。マシューズ飛び込んで右。ワンツー。ホーン。

1Rは大きな展開なく終了。打撃のヒット数でマシューズのラウンドか。

2Rもプレッシャーをかけてくるアクマン。マシューズの飛び込んでの右がヒット。アクマン前に出るだけでなくパンチを出してきたが、マシューズが距離を取りかわす。また飛び込んで右のダブル。1Rよりは手数が増えているアクマン。パンチで距離を詰めて膝。安全運転を続けるマシューズ。アクマンが出てくるところにカウンターのフックを引っ掛ける。最後にマシューズがパンチをまとめたところでホーン。

2Rもマシューズ。

3R。間合いを詰めるアクマンにパンチをヒットさせていくマシューズ。ペースを変えないアクマンだがポイント計算はどうなってる?淡々とした打ち合いが続く。マシューズが組んでボディロックからテイクダウン狙い。離れた。マシューズパンチからまた組み付くと組んだままパンチを入れていく。最後にギロチンで引き込んだアクマンだがすぐ抜かれてタイムアップ。

判定三者フルマークでマシューズ勝利。アクマン、勝つ気はあったのか?