格闘技徒然草

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UFC on ESPN45:第6試合・ジョシュ・クインラン vs. トレイ・ウォーターズ

ウェルター級。

ハワイアンのクインランはコンテンダーシリーズ勝利後、昨年8月のUFCデビュー戦でジェイソン・ウィットを1RKO。2戦目でメインカードに抜擢された。ここまで6戦全勝全フィニッシュ(4KO・2一本勝ち)。バックボーンは柔術ムエタイ。26歳でプロデビューし、キャリア4年の30歳。

ウォーターズは今週に入り欠場選手が出たため、急遽UFCと契約しデビューが決定。昨年9月のコンテンダーシリーズではブラジルのプロスペクト兄弟の弟・ガブリエル・ボンフィムに1R得意のギロチンに捕らえたところをカウンターのヴォンフルーで一本負けしMMA初黒星。2週間前にLFAで戦い勝利したばかり。身長196cm、リーチも196cmの長い手足を使った打撃が武器。28歳。

いきなり足を払われスリップダウンしたクインラン。そのまま足に組み付いて立った。ボディロックからテイクダウンを狙う。倒せず。なおも組んでテイクダウン狙い。クインランアッパーを入れて離れた。左を入れたウォーターズ。遠距離からジャブを打ち込む。じわじわ詰める。ワンツー。またジャブ。クインランはカーフキック。クインラン、間合いの外で手が出ない。ウォーターズもじっくりと見ており手数が少ない。クインランのハイは空振り。ウォーターズがミドル、ジャブ。詰めてジャブ。残り10秒を切ってからタックルに入ったクインラン。テイクダウン。すぐに立つウォーターズにパンチを入れる。ホーン。

1Rウォーターズ。

2R。クインラン飛び込んでパンチを入れた。また飛び込むがウォーターズパンチを振り回し防ぐ。ジャブ。ウォーターズワンツー。ジャブ。またジャブ。クインラン間合いに入れない。タックルに行ったが間合いが遠く切られた。またジャブを入れるウォーターズ。クインランが出てもバックステップし右フックを合わせていく。クインラン、間合いに入れずパンチを打たれ続ける展開。カーフキックを入れたクインラン。クインランが出るが、そこにウォーターズがパンチを合わせる。カーフキックが入りちょっと効いたウォーターズ。しかしクインランのパンチ連打に飛び膝。クインラン反り投げを狙ったが、潰れて下になったところでホーン。

2Rウォーターズ。

3R。クインランカーフキック。効いてる。タックルに行くクインランだが切られた。ウォーターズ距離をキープしてパンチを入れていく。しかしケージを背負った。そこに詰めたクインランだがウォーターズのパンチ連打を受ける。後退。追いかけて出るウォーターズ。クインランカーフキック。またパンチで出るクインラン。しかしそこにウォーターズのパンチ連打をもらう。クインランタックル。切られた。ウォーターズの右がヒット。無理しないウォーターズ。待ちの構えで入ってきたところにパンチを当てていく。残り1分。出てくるクインランにパンチを合わせるウォーターズ。前に出てパンチを入れたクインランだが、そこからさらに出るタイミングでタックルからテイクダウン。クインラン背中を向けて立ちスクランブルを放せずタイムアップ。

判定三者フルマークでウォーターズがUFCデビュー戦勝利。

長いリーチを活かした打撃を入れての勝利。