フェザー級。ともにフェザー級での試合数がUFC史上3位の23戦目となるベテラン対決。
かつてのトップランカーで、UFC14勝9敗のベテランスワンソン。ランキングからは外れ、ランカー未満の中堅クラスで勝ち負けを繰り返している。相手のランクが下がってからは再び勝ち星を挙げられるようになったが、このところは再び負け先行に。歳を取り筋力が衰えたため、一時バンタムに落としていたが、思うように戦えずに1試合でフェザー復帰。前戦はUFC6勝3敗のハキーム・ダオドゥ相手にメディアのジャッジの多数がダオドゥを支持する内容での微妙な判定勝ち。ポストファイトボーナス9回はフェザー級史上2位。8年前のチェ・ドゥホの一戦はUFC殿堂入りしている。これが40歳になってからの初戦。
フィリはUFC11勝10敗1NCとほぼ五分の戦績。多くても2連勝・2連敗で、大きく連勝することがないためランキング未満のポジションにずっとととどまっている。前戦は負傷欠場したリローン・マーフィーの代役でランカーのダン・イゲと対戦するチャンスを得たが、1RKO負けで、ランカーとの差を見せつけられる結果に。34歳。
サウスポーのスワンソンにスイッチを繰り返すフィリ。関節蹴りを入れるスワンソン。右オーバーハンドで出るが、フィリは頭部にヒザを打ち込む。スワンソンカーフキック。フィリ右ハイ。スワンソン腕でブロック。スワンソンが詰めるがジャブが相打ちに。スワンソン出ていくが、フィリがサイドステップして的を絞らせない。スワンソンが出たところに左フックから右ボディをヒット。スワンソンカーフキック。スワンソンがパンチで飛び込んだところに組み付いたフィリだが、スワンソンが両脇を差してケージに押し込んだ。フィリはヒジとヒザを入れ離れる。スワンソンが飛び込んだところにフィリの左フックがヒット。ダウン気味に倒れたスワンソンだがすぐに立て直してまた詰めていく。ステップで距離を取るフィリ。ホーン。
1Rフィリ。
2R。スワンソンすぐに詰める。ジャブを放ちながらサークリングするフィリ。ケージに詰めてパンチを入れたスワンソン。フィリタックルに入りテイクダウン。押さえ込んだが、スワンソン下から引き剥がして立った。スタンド。右フックを打ち込んでいくスワンソン。フィリも買うtなーを狙っている。スワンソンの右フックをかわして組み付いたフィリ。ケージに押し込む。押し込んでヒザを入れるフィリ。両脇を差し返したスワンソン。外掛けテイクダウンを狙ったスワンソンだが、フィリこらえて離れた。スワンソンの左がヒット。フィリタックルに。ケージに押し込む。スワンソンがボディロックして逆にテイクダウン狙い。こらえて離れるフィリ。スワンソンすぐに詰める。右をヒット。ジャブ。サークリングをするフィリをおいかけてワンツーを入れた。ケージを背負って動きが止まるフィリ。連打を入れたスワンソンだがフィリも打ち返す。残り30秒でフィリがタックルに。受け止めたスワンソン。ホーン。
2Rスワンソン。
3R。すぐに圧を掛けたスワンソン。ケージを背負ったところに左を入れる。フィリタックルへ。引き剥がすスワンソン。すぐまた詰めたスワンソン。右。さらに左を打ち込むが、フィリのカウンターの左をもらう。しかしなおも詰めるスワンソン。フィリタックル。テイクダウン。背中を向けて立ったスワンソン。フィリボディロックからヒザ。離れた。追っていくスワンソン。下がりながらパンチを入れるフィリ。右ハイからタックルに。止められ離れる。スワンソンの右がヒット。詰めるが、フィリが下がりながら右フックをヒット。残り1分。フィリシングルレッグからケージに押し込んだ。ケーイ時追い込んでヒザ。タイムアップ。
判定29-28スワンソン、29-28フィリ、29-28フィリ。スプリットでフィリ勝利。
