フライ級だったが、ジョンソンが2ポンドオーバーしキャッチウェイトに。
ジョンソンはフライ級最長身の183cm。代役で緊急の試合だったUFCデビュー戦はダモン・ブラックシアにツイスターで一本負け。フライに落とした2戦目は同じUFC0勝1敗のチャド・アンヘリガーからチョークで一本勝ち。前戦は現在UFC4連勝・ランキング8位のアスー・アルマバイエフ相手に、三角絞めに捕らえてフィニッシュ寸前まで持ち込むも、凌がれて判定負け。長い手足を使った打撃と、下になってからのスイープが得意。29歳。
ブラジルのブネスは23年にLFAで堀内佑馬を1RKOしてフライ級王者となり、昨年1月にUFCデビュー。170cmはフライ級では長身の部類だが、さすがにジョンソン相手では身長差がある。バックボーンはキック、柔術(黒帯)。UFCデビュー戦は現ランカーのジョシュア・ヴァンで、グラウンドに持ち込みチャンスを作った場面もあったが、打撃で攻めるヴァンにスタミナを削られ、最後はパウンドでKO負けした。今回はデビュー戦以来1年ぶりのUFC2戦目だが、フライ級で2番目に年長の35歳。
両者オーソドックス。カーフ、前蹴りを蹴るジョンソン。右で飛び込みヒット!首相撲に捕らえると、組み付こうとしたブネスを振って崩し離れる。また右を入れたジョンソン。カーフ。ブネスシングルレッグ。しかしヒジを入れて離れたジョンソン。ブネスまたタックル。テイクダウンしたが、倒された勢いで入れ替えて上を取った。ブネスガードから腕十字を仕掛けたが、ディフェンスしているジョンソン。ガードを取るブネス。また腕十字!ジョンソンの腕が長いからかなかなか決まらなかったが、取り直して裏十字で極めるとジョンソンタップ!
ブネス快勝。
ジョンソンは一度腕十字を仕掛けられているのに、再度の仕掛けに対してちょっと不用意だった。