ナッソージン・イマボフ 2.10
カイオ・ボハーリョ 1.77
ブノワ・サン・デニ 2.70
マウリシオ・ルフィ 1.50
モデスタス・ブカウスカス 1.32
ポール・クレイグ 3.50
ボラジ・オキ 2.14
メイソン・ジョーンズ 1.74
アクセル・ソラ 1.71
リース・マッキー 2.20
パトリシオ・ピットブル 2.80
ローゼン・ケイタ 1.46
ウィリアム・ゴミス 1.46
ロベルト・ルハワ 2.80
ウマル・シー 1.28
ブレンジソン・ヒベイロ 3.85
マルチン・ティブラ 1.91
アンテ・デリア 1.91
ハリー・ハードウィック 2.45
カウエ・フェルナンデシュ 1.59
サム・パターソン 1.56
トレイ・ウォーターズ 2.50
ブラッド・タヴァレス 1.34
ロベルト・ブリチェック 3.40
アンドレアス・ガスタフソン 1.80
リナト・ファフレディノフ 2.05
ショーナ・バノン 3.20
サム・ヒュース 1.37
2022年の初開催から4年連続での9月開催となるパリ大会。地元パリ勢(在住外国人を含む)は全員昨年のパリ大会にも出場しているが、そこから1試合しか出場していないため、年2試合となる(もちろん、昨年出場した選手でもっと試合をこなしていて、タイミングが合わずに今回出ない選手もいる)。最近は相手が決まらない等で年1試合で終わる場合もあるので、確実に年2試合できて、うち1試合が地元でできるなら、そこまで悪い条件ではないかもしれないが。
セミとメインはいずれも地元フランス勢と現在絶好調のファイティングナーズの対戦が組まれている。
メインのイマボフはダゲスタン生まれだが、現在はパリ在住で、国籍もフランス。ボクシング・コンバットサンボがバックボーンのストライカー。前戦は今年2月でイスラエル・アデサニヤと対戦し、2RKO勝ちで4連勝(アデサニヤは3連敗)となり、ランキングも現在2位。1位が前王者でチマエフに完敗したDDPのため、現時点ではもっともタイトル挑戦に近いポジションにいる。
ボハーリョは先月のUFC319で行われたミドル級タイトルマッチ・DDP vs. チマエフ戦のバックアップファイターに指名され、体重も落としたものの出番はなし。2022年のUFCデビューから、ここまで7連勝中。昨年8月にランキング5位のジャレッド・キャノニアとの対戦が飛び級で組まれて、5Rにパンチでダウンを奪いKO寸前まで追い込んでの勝利。しかしその後なかなか試合が組まれず、1年以上のブランク明けとなる。
キャノニアとやるまで上位ランカーとの対戦がなかったボハーリョ。打撃・組みと両方できるため、組みの相手には打撃、打撃の相手には組みで攻める展開が多かった。今回もストライカーのイマボフが相手だけに、組み勝負で行くのでは。
ボハーリョ判定勝ち。
セミはフランス特殊部隊出身のサン・デニと、ボハーリョと同じくファイティングナーズ所属でUFCデビューから全勝(3連勝中)のルフィと対戦するライト級戦。
ルフィは長いリーチを持つことから、ONE PIECEのルフィをニックネームとしており、ここまで12勝のうち11勝がKO勝ち。前回は元ランカーのキング・グリーンから1RKO。まだ底が知れない。
サン・デニはライト級に落としてから5連勝していたが、ダスティン・ポワリエとヘナート・モイカノに連敗。前戦はヨエル・アルバレスの代役で急遽UFCと再契約したカナダの地元選手相手に圧勝したが、格下相手だったので、オッズではルフィがフェイバリット。
メインカードでは7月にダン・イゲに勝ってUFC初勝利を挙げたばかりの元Bellator王者パトリシオが1ヶ月半のインターバルで登場。相手はチェコのオクタゴンMMAライト級王者で、今回がUFCデビュー戦となるローゼン・ケイタ。
ケイタはオクタゴンでのタイトルマッチのファイトマネーが30万ドルだったと伝えられ、推測だがUFCとの契約も並のルーキーとは違い、ある程度高待遇で迎えられたと思われる。
パトリシオと同じ元Bellator王者のパトリッキー・ミックスも、来月に予定されている次戦では元KSW王者ヤクブ・ヴィクワチのUFCデビュー戦の相手を務める。これまで鳴り物入りでUFC入りした他団体王者は、いきなりトップランカーと当てることが多かったUFCだが、初戦で潰されてしまうことが多く、結果として破格のファイトマネーで連れてきた選手が下位ランカーの咬ませ犬になってしまうことから、最低でも1人は勝ち残る外様同士を対戦させる方針にシフトしたのかもしれない。
オッズは11歳若いケイタがフェイバリット。パトリシオは前戦はダン・イゲには勝ったものの、終盤追い上げられており、まだBellator時代の強さは見せられていない。お互いUFCでの生き残りを賭けた試合。
第1試合開始は7日1時(6日深夜25時)。速報します。