格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC Fight Night270:オッズ/予想と展望

モフサル・イヴロイエフ 1.45
レローン・マーフィー 2.85
ルーク・ライリー 1.33
マイケル・アズウェルJr. 3.50
マイケル・ペイジ 1.59
サム・パタソン 2.45
イヴォ・バラニェフスキ 1.18
オーステン・レーン 5.20
ロマン・ドリッゼ 4.50
クリスティアン・リロイ・ダンカン 1.22
カーティス・キャンベル 1.49
ダニー・シウバ 2.75
メイソン・ジョーンズ 1.83
アクセル・ソラ 2.00
ナサニエル・ウッド 2.90
ローゼン・ケイタ 1.44
ルイ・サザランド 3.10
ブランド・ペリチッチ 1.40
マンタス・コンドラタヴィチャス 1.17
アントニオ・トロコリ 5.50
マリオ・ピント 1.11
フェリペ・フランコ 7.00
シェム・ロック 2.05
アブドゥル・カリーム・アル・セルワディ 1.80
シャネル・ダイアー 1.24
ハヴェナ・オリヴェイラ 4.55
メリッサ・マリンズ 1.91
ルアナ・カロリーナ 1.91

毎年3月恒例のロンドン大会。ランカーはメインの2人とMVP、ドリッゼの4人。デビュー戦が5人。ヨーロッパの選手が大半。

メインはフェザー級1位イヴロイエフと3位マーフィーの対戦。ともにキャリア無敗(イヴロイエフは全勝)、当然UFCでも無敗。ランキング的にもタイトル挑戦が確実な者同士。実績を考えたら、本来ここで2人が潰し合う必要はまったくなく、順番にタイトルに挑戦すれば良いだけだが、先月のタイトル戦は王座決定戦で敗れたディエゴ・ロペスが連続で挑戦した。2人が外されたのは、人気の面で劣るからということは否めない。

イヴロイエフは圧倒的なグラップリング力が武器だが、UFC9戦すべてが判定勝ちというフィニッシュ力の欠如のために、チャンスが与えられていない。2024年12月に、元バンタム級王者アルジャメイン・スターリングとの極上のスクランブル合戦を制してトップランカーとなったが、昨年はアーロン・ピコ戦を負傷欠場し、試合の機会がなかった。

イヴロイエフがキャンセルしたピコ戦を受けたのが、地元イギリスのマーフィー。バックボーンはボクシングのストライカー。UFCデビュー戦で、ヌルマゴ軍団のズバイラ・ツフゴフ相手にドローだったが、そこから9連勝。こちらも5連続判定勝ちだったが、アーロン・ピコ戦ではバックヒジを打ち込んで1RKOし、オッズでアンダードッグの低評価を覆した。

マーフィーは、アミルカーニ戦やエメット戦でテイクダウンを許す場面もあり、イヴロイエフほどの強烈なレスラーが相手だとどうなのかという疑問がある。ともに負けが想像できないが、相性でイヴロイエフか。

イヴロイエフ判定勝ち。

セミ前にも地元ビッグネーム・MVPが出場するが、それを差し置いて、セミにUFC2戦目のフェザー級ファイター・ルーク・ライリーが大抜擢されている。

ライリーはアマチュアムエタイのバックボーンを持つストライカー。昨年DWCSでデビュー予定だったが流れ、11月のカタール大会でいきなりUFC本戦デビュー。日本でも注目された堀口のUFC復帰戦の前の試合で、UFC1勝1敗のボグダン・グラッドと対戦。1Rはグラッドのテイクダウンに苦しめられる展開だったが、2Rに左を打ち込みKO勝ちしている。地元イギリス出身で、パディ・ピンブレットと同じネクスト・ジェネレーションMMAに所属しており、ローカル時代からすでに高い人気を得ていた。

人気が出てくれば、メインの2人とは違い、時間がかかることなくタイトル戦線に絡んできそうなライリーだが、打撃のディフェンスには甘い部分があり、しばしば被弾してピンチに陥ることがある(その不安定さが人気の一部なのかもしれないが)。セミに抜擢されたものの、飛び級で上位選手と対戦するのではなく、相手は前戦と同じくUFC1勝1敗で、DWCSでは前回対戦したグラッドに敗れているアズウェル。試合順こそセミだが、レベル的には同じくらいのキャリアの相手との対戦となった。

アズウェルは激闘型のストライカーで、DWCSでのグラッド戦も、スプリット判定で勝利したグラッドがDWCS史上初のボーナスをもらっている。ライリーにとっては手が合いそうだが、被弾する心配も大きい対戦。

第1試合開始は22日の午前2時(21日土曜日の26時)。速報します。