格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN1:第2試合・ヘナン・バラォン vs. ルーク・サンダース

バンタム級

バンタム級王者、P4Pランキングで4位にも入っていたバラォンが第2試合。直近6試合では1勝5敗で3連敗中。さらに前戦に続いて今回も計量失敗。落ちるところまで落ちてしまった。

相手のサンダースもUFCデビュー当時は期待されており、2戦目でランカーのユーリ・アルカンタラと組まれ、打撃で一方的にリードしていたが膝十字で逆転一本負け。MMA初黒星を喫すると、その後は1勝2敗で普通の前座ファイターになってしまった。

どちらも最後のチャンスとなる一戦。

右ハイを入れたバラォン。アグレッシブに攻めている。左フック。右ミドル。サンダース押され気味。サンダースのワンツーがヒット。バラォンの右がヒットしサンダース後退。さらに右ミドル。また右ミドルを打ち込むとキャッチしたサンダース。バラォンは首相撲から膝。ホーン。

2R。打撃で出るサンダース。左がヒット。バラォンも打ち返しちょっとぐらついたサンダースだが、左がビッグヒットしてバラォン仰向けにダウン!パウンド連打!KO!

序盤の攻めは悪くなったバラォンだが、さすがに潮時か。

 

UFC on ESPN1:第1試合・アレクサンドラ・アルブ vs. エミリー・ウィットマイアー

女子ストロー級

SherdogではMMA3勝0敗となっているロシアのアルブだが、UFCオフィシャルだと7勝0敗。UFCではここまで2勝。2015年にUFCデビューし、2試合目は2年のブランク。今回はそこからまた1年半のブランクでの3戦目。前回は首投げ→押さえ込みで判定勝ちしたが、相手のレベルに助けられての部分があったことが否定できない。

ウィットマイアーはMMA3勝2敗。TUF女子フライ級王座決定トーナメントに出場したが初戦敗退。フィナーレ大会でも敗れたが、本来のストロー級に戻すとテイクダウンからブレイクされない程度のパウンドで判定勝ち。ここまでの印象はUFC最底辺レベル。

タックルでテイクダウンしたウィットマイアー。インサイドからパウンド。アルブが足で蹴って距離を作り立とうとしたが、その瞬間にすかさずバックに回るとチョークをセットアップしながらバックマウント。うつ伏せにして絞めるとアルブタップ!秒殺勝利。

今日は鮮やかだったウィットマイアー。プロデビュー以来初のフィニッシュ勝利。アルブは全くいいところ無いままMMA初黒星。

Bellator216:メインイベント・マイケル・ペイジ vs. ポール・デイリー

ウェルター級トーナメント1回戦5分5R。勝者がすでに勝ち上がっているダグラス・リマと対戦する。

クロンと並び、MMA最後の幻想の一人であるMVPことペイジ。打撃は間違いなく強烈なものを持っているが、トップグラップラーとやったらどうなるかは未だに未知数。今回も、以前より対戦アピールがあったとはいえ、ストライカーのデイリーとの対戦に。

35歳のデイリーはこれが59戦目。40勝中30KOで、現在も勝った試合は4試合連続でKOしている。しかし、ローリー・マクドナルド戦では何もできず完敗。前回のジョン・フィッチ戦も漬けられまくって判定負け。MMAファイターとしてはトップではないかもしれないが、ストライカーとしては未だにトップクラス。

長身のペイジ、身長差は15cm。いつも通り前後に足を開いた構えのペイジ。アップライトに構えてサークリングするデイリー。半身で間合いを詰めていくペイジだが、デイリーが出るとすぐ反応。デイリー出られない。両者見合いが続きブーイング。ジャブを出したペイジ。プレッシャーを強めてきた。スイッチしたペイジ。サークリングを続けるデイリー。ペイジがサイドキックをヒット。出ようとしたデイリーをペイジは前蹴りで止める。デイリーのローは空振り。ほぼコンタクトないまま残り1分。ペイジがジャブを一発。さかんに打撃のフェイント。ペイジ関節蹴り。飛び膝からのスーパーマンパンチを見せたペイジ。ゴング。

1Rペイジ。デイリーまったく出られないが、打撃で行くしかないのでは。

2R。またすぐプレスするペイジ。小刻みにフェイント。ケージ際を回るデイリー。ローは空振り。ペイジが飛び込んで前蹴りをアゴにヒットさせる。打ち返そうとしたデイリーだがペイジすぐ距離を取る。デイリーなんとタックル。切られた。しかしデイリー追いかけてパンチからまたタックル。ケージに押し込む。脇を差してこらえるペイジ。大内テイクダウンを仕掛けたデイリーだがペイジこらえた。引き剥がしたペイジ。デイリーまたタックル。両足を束ねてテイクダウン!レッグマウント。ペイジは座った体勢でホールディング。寝かせようとするデイリーだがケージを背に寝かされないペイジ。デイリーはパンチ・肘を入れている。片足を抜いたペイジ。残りわずかでペイジ立ったが、立ち際にデイリーの左がヒット!ちょっとぐらついたペイジ。追い打ちに行くデイリーだがゴング。

2Rデイリー。しかし最後のパンチはバランスを崩しただけか。

3R。ペイジ掛け蹴り。さらにパンチを見せる。手数が増えてきた。デイリー下がらずプレスしていく。タックルのフェイントを見せるとペイジは飛び膝を見せた。ケージを背負うペイジ。デイリー右を打ち込んだがかわされた。デイリータックル。切られたがシングルレッグへ。ケージに押し込んだデイリー。入れ替えて膝を入れるペイジ。デイリー大内テイクダウン!クローズドガードのペイジ。ハイガードに行くが首を抜いたデイリーがパウンドで飛び込む。残り1分。上からパウンドを入れるデイリー。ペイジ頭を動かしてクリーンヒットは防いでいる。ケージで立ったペイジ。逆にテイクダウンを狙うがゴング。

3Rデイリー。

4R。ここを落とせば後がなくなるペイジ。前に出て前蹴りを当てた。飛び込んで右ボディ。デイリーもワンツーを返したが空振り。デイリーがじわじわ出る。パンチを出したペイジにデイリータックル。バービーで切ったペイジだが、3R同様その体勢からシングルレッグにつなげてテイクダウン!ケージ中央でクローズドガードを取るペイジ。下から細かい肘を入れるペイジ。三角を狙いデイリーが首を引き抜いたところで立ったペイジ。追いかけてタックルに行くデイリーだが切った。バックブロー。ペイジの飛び膝がヒットし動きが止まったデイリー。パンチを打ち込むペイジ。押し込むと今度はペイジが投げてテイクダウン!残り1分。パウンド!ハーフで凌ぐデイリー。ゴング。

4Rペイジ。5R次第。

5R。間合いを詰めたデイリー。タックルに飛び膝を合わせたペイジ。パンチを入れる。しかし組んで投げを狙ったペイジを逆に投げ返しデイリー上に。スクートで下から蹴るペイジだが、デイリーがガードに入る。パウンド。起き上がろうとするペイジ。ケージで立った。残り半分。デイリーのシングルレッグに肘。逆にバックに回ったペイジ!チョーク。入らないがハーフバックでパウンド!尻を上げて前に落とそうとするデイリーだがペイジがバックキープし肘。残り1分。立って正対したデイリー。シングルレッグを狙うデイリー反り投げを狙ったが潰れて下に。パウンドを落とすペイジに下から蹴り上げ。タイムアップ。

三者48-47でMVP勝利!際どい勝負を制した。

Bellator216:セミファイナル・ミルコ・クロコップ vs. ロイ・ネルソン

ヘビー級。

昨年負傷欠場したミルコが仕切り直しのBellatorデビュー戦。UFC時代、禁止薬物使用を白状して引退したミルコだったが、1年を経てRIZINで復帰後は6連勝・全フィニッシュ。ヒョンマン・把瑠都・高阪のようなしょーもない相手もいたが、アリアックバリ、キング・モーといったトップどころにも勝利している。ロイ・ネルソンとは昨年5月にBellatorヘビー級トーナメントリザーブマッチで対戦予定だったが、膝靭帯損傷の大怪我で欠場。そこからわずか7ヶ月の短期間で年末に復帰すると、DEEP王者ロッキー・マルティネスを肘でカットしてTKO勝ち。しかしさすがに動きは悪かった。44歳。

ネルソンは42歳。UFCリリース後、Bellatorデビュー戦こそハビー・アヤラに勝利したが、その後はミトリオンとハリトーノフに連敗。前回、7年前にミルコと対戦した時は、ミルコの打撃のラッシュを受ける場面もあったが、凌ぎきってグラウンドのパウンドでKO勝ちした(試合後、ミルコは何回目かの引退を宣言している)。しかし今回はアンダードッグ。

体はさすがに緩めのミルコ。ネルソンはいつもどおりのぷよボディ。ジャブで出ていくネルソン。ミルコケージ際まで下がった。右で飛び込んて組んだネルソンだがミルコ押し返して離れる。また出ていくネルソン。右。飛び込みからタックルに入ったネルソンだがミルコ受け止めた。逆に出ていったミルコがアッパーをヒットさせる。組んで押し込むが入れ替えたネルソン。背中でクラッチしたがミルコが差し替えして入れ替える。ネルソン首相撲からボディに膝。ミルコもクリンチアッパーを入れる。ネルソンまた押し込むが入れ替えるミルコ。ショートの打撃を入れ合う。ミルコの強烈な左ミドルがボディに突き刺さる。ネルソンタックル。ケージに押し込んだ。シングルレッグに入るが時間がない。離れる。ゴング。

1Rミルコ。パワー負けしていない。

2R。ネルソンまた出ていく。タックルに入るが止められた。また飛び込んでタックルに行くが、受け止めてケージに押し込むミルコ。膝。肘。首相撲で肘の打ち合い。しかしミルコの打撃が強い。ネルソン離れた。ミルコのロー。ハイ。ネルソンまた間合いを詰めるが左ストレートを入れたミルコ。ケージを背負ったところでタックルに入るネルソンだが、ミルコは組み止めてすぐ入れ替える。ネルソンのタックルのフェイントに反応したところでパンチをもらったミルコ。しかしまたロー。ネルソンシングルレッグ。入れ替えたミルコ。膝。離れた。またローを入れたミルコ。ネルソン右アッパー。さらに右ボディ。ミルコ左ハイ。ネルソンもハイを返した。ゴング。

2Rもミルコか。ネルソンがテイクダウンを取るのは難しそう。

3Rも出ていくネルソンだがミルコがローを入れる。ネルソンタックル。止められたがアッパーを入れて離れた。ネルソンシングルレッグ。切った。しかしミルコちょっと足の動きがおかしい。痛めた?ネルソンまたタックルで押し込むが脇を差して受け止めたミルコ。離れる。タックルを受け止めるミルコだが押し込むところまでいけない。ネルソンチャンスだがタックルを止められる展開ばかりが続く。シングルレッグでついに倒したネルソンだがもう1分しかない。クローズドガードを取るミルコ。下からホールディング。密着したまま肘を出すネルソン。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でミルコ勝利。

会場はブーイングが出ているが、1,2Rミルコは妥当。30-27なのはわからないが。ネルソンは序盤2Rを落としているのに、3Rの残り時間がなくなってもタックルにしか行かないのでは勝てない。イチかバチか右オーバーハンドを出していけばKOのチャンスもあったのに。

Bellator216:メインカード第3試合・シーク・コンゴ vs. ヴィタリー・ミナコフ

ヘビー級。

元王者ミナコフが5年ぶりの帰還。キャリア全勝でタイトルを獲得したが、契約で揉めて王座を剥奪され、地元ロシアでのFight Nights Globalに参戦していた。奇しくも、5年前に最後の試合で対戦したシーク・コンゴとの再戦に。34歳。

コンゴは43歳。ミナコフに敗れてから10戦したが、キング・モーにスプリット判定負けしたのを除いて全勝。モー戦後は5試合連続判定勝ちだったが、直近の2試合はいずれも1RでKO勝利している。なぜヘビー級トーナメントにエントリーされなかったのかが不思議な戦績。

ガードを下げた構えで飛び込みを狙うミナコフ。飛び込んでパンチを打ち込んだ。またパンチで飛び込んだミナコフだがコンゴかわしてケージに押し込む。離れた。またミナコフがプレスしてきた。右オーバーハンド。かわしたコンゴ。逆にパンチを打ち込みケージに押し込むが、放った膝がローブローに。タイムストップ。再開。またプレッシャーを掛けて飛び込みを狙っていくミナコフ。パンチで出て押し込み。しかし引き剥がすコンゴ。ローを入れるコンゴ。飛び込むミナコフに右を合わせる。しかしローをキャッチされ倒されたコンゴ。上になったミナコフだがコンゴ立ち上がり、逆にケージに押し込む。離れる。残り1分。間合いを詰めたミナコフがパンチを出したが、かわしたコンゴがケージを背にしたミナコフに右をヒットさせる。ゴング。

ヒット数にそこまで差がなく微妙なラウンド。ケージジェネラルシップではミナコフだが。

2R。ローを入れたコンゴ。ミナコフまたプレスしていく。コンゴ下がってサークリング。しかし逃げるだけでなくカウンターを狙っている。ミナコフが前に出ていくが距離がつまらない。挑発するミナコフ。コンゴもジャブを入れるが手数が少ない。ミナコフも芸がなく前に出るだけ。ケージに追い込んだミナコフだが、入れ替えて離れたところでコンゴが連打をヒットさせる。離れ際に膝。さらにパンチを入れた。右を打ち込むミナコフを受け止めてケージに押し込み膝を入れたコンゴ。ゴング。

2Rは後半の攻勢でコンゴ。ミナコフ、やや疲れを見せている。

3R。また下がっていくコンゴ。ロー連打。カットしていないミナコフ。前に出てパンチを出すミナコフだが空振り。またローを入れたコンゴだが、ミナコフ誘っていたのかキャッチしてテイクダウン。ハーフで押さえ込んでパウンドを入れていくミナコフ。コンゴはホールディングするだけ。ミナコフはエゼキエルチョークを仕掛けるが入ってない。放した。固められるままのコンゴ。下からギロチンに捕らえてようやく立つとパンチ連打!さらに首相撲から膝連打!ミナコフ距離を取るが消耗している。最後にコンゴタックルに入るがタイムアップ。

3Rは最後の印象だけでコンゴというのもなくはない。

30-27、29-28の3-0でコンゴ勝利。もうちょっとアグレッシブに行っても良かった気がしたが、結果勝てたなら作戦勝ちということに。これでライアン・ベイダーの持つヘビー級タイトルへの挑戦が決定。

ミナコフは下がるコンゴに対して追いかけるだけで芸がなかった。MMA初黒星。

Bellator216:メインカード第2試合・ヤーソラフ・アモソフ vs. エリック・シウバ

ウェルター級。

ウクライナのアモソフはMMA20勝0敗1NCと無敗。ローカル時代は相手のレベルは不明だったが、前回のBellatorデビュー戦では元UFCファイターのジェラルド・ハリスに判定勝ちしている。25歳。

ごく一時期、UFC期待の若手の一人だったことがあるイケメンシウバだが、その後スランプに陥り、ついにリリース。ローカルで1戦挟んだ後、昨年10月にロレンツ・ラーキン戦でBellatorデビュー予定だったが、直前に負傷欠場しており、今回が仕切り直しの一戦。

 スイッチしながら強いローを入れるシウバ。アモソフタックルを狙ったが距離があり切られる。ワンツーを入れたシウバ。左フック。距離を詰め左右のフックを打ち込むシウバ。アモソフが出たところに大振りの左右のフックを振り回す。四つに組んだアモソフだがパンチを入れて離れる。シウバ調子が良さそうだがガードも甘い。四つから払腰で投げたアモソフだが押さえ込まれる前に立ったシウバ。離れる。シウバがパンチで出るとまた四つに組んだアモソフ。シウバ受け止めて引き剥がした。首相撲から膝を入れたシウバだがバランスを崩した。シウバ急に下がる。しかしパンチを打ち込むとまた前に出ていく。ゴング。

1Rシウバ。いい時のシウバに見えるが、ここから失速することも多い。何度か押される場面もあったので楽観視できない。

2R。アモソフの蹴りをキャッチしてこかしたシウバだが寝技には行かず立たせた。シウバ出ていく。動きがより雑になってるが攻めていく。出たところにカウンターのタックルでどうに組み付いたアモソフ。バックについた。アモソフ投げてテイクダウンするとパウンド。亀のママパウンドをもらい動かないシウバ。スタミナ切れなのか?立たせないように押さえながら殴っていくアモソフ。シウバ立ったがアモソフ離さずすぐ投げる。ハーフで潜ろうとするシウバだがパウンドをもらっている。弱気な表情を見せるシウバ。アモソフが上から細かいパウンドを落とし続ける。ようやくガードに戻したシウバだが残り20秒。ゴング。

2Rアモソフ。案の定、失速したシウバ。心の弱さが出てしまった。

3R。強いローを入れるシウバ。アモソフ間合いを詰めるとタックル。受け止めて引き剥がしたシウバ。アモソフのタックルに膝を合わせたシウバだがそのまま組み付かれる。バックを取ったアモソフだがシウバなんとか正対し引き剥がした。アモソフもスタミナ切れか。口が開いているし動きが遅い。アモソフタックル。切れずに倒されたシウバ。立とうとして亀になったシウバ。立ったがバックを取られたままで投げられた。バックからパンチを入れていくアモソフ。また立つが、アモソフまた投げた。引き剥がせないシウバ。最後ガードを取ったシウバ。タイムアップ。

判定29-27、29-28×2の3-0でアモソフ勝利。

いつも通り後半失速してしまったシウバ。アモソフもシウバ相手に劣勢になったりスタミナ切れしてしまったりしているようでは、今後の上位陣との対戦には不安が残った。

Bellator216:メインカード第1試合・ヴァレリー・ルレーダ vs. コルビー・フレッチャー

女子フライ級。

20歳のルレーダはプロデビュー戦。テコンドーではアメリカのオリンピックチームにもいたことがあるトップ選手。家族の病気のためにオリンピックを断念し、プロに転向した。アマMMA戦績は2勝1敗。

相手として用意された26歳のフレッチャーはプロ1勝2敗でブランクは3年8ヶ月。咬ませ犬であることは否定できない。

パンチを入れていくルレーダ。ネリチャギ。ワンツースリーコンボ。リーチが長いフレッチャーがパンチを出していくがかわすルレーダ。飛び込んでフック系のパンチを打ち込む。大振りなパンチを放つルレーダだがフレッチャーかわしている。しかしミドルでバランスを崩しフレッチャー後方に倒れる。ルレーダすぐにサイドについて鉄槌連打。フレッチャー起き上がろうとするが押さえられて動けない。ルレーダがパウンド連打を入れ続けレフェリーストップ。

咬ませ犬相手なので今の実力は不明だが、打撃もまだまだという感じだった。

ONE:CLASH OF LEGENDS:キム・デフォン vs. 上久保周哉

バンタム級

プレッシャーをかける上久保。タックル。シングルレッグ。コーナーで耐えるデフォン。バックに回った上久保だが、デフォンはコーナーで耐える。バックからパンチを入れていく上久保。デフォンは後ろの上久保に肘。倒しに行く上久保。尻クラッチから倒して尻もちをつかせる。足をまたいでレッグマウント。こつこつ肘を入れていく上久保。デフォン足が抜けない。レフェリーはフィニッシュしろと指示。足のロックを外した上久保。しかし立たれた。テイクダウンを狙う上久保に肘を入れる。倒した上久保だがゴング。

上久保のペースではあるが、フィニッシュできるか。

2R。またすぐ間合いを詰める上久保。距離を取りながらパンチを入れるデフォン。しかしパンチを放った際に自ら倒れ下に。上久保押さえ込むとハーフ。パス成功。サイドを取るが、デフォンは下から頭部に膝を入れる。上久保もサイドからデフォンの頭部に膝。足を絡めてハーフにしたデフォン。上久保ハーフからまた膝蹴り。足を抜いたがその瞬間に亀になるデフォン。細かいパウンドを入れる上久保。がっちり押さえ込んでいる。サイドから膝。ゴング。

押さえ込みはしっかりしている上久保だが、フィニッシュに向けての攻撃が少ないのが気になる。

3R。上久保タックル。シングルを取ったがデフォン切った。上久保すぐに間合いを詰めて距離を作らせない。タックル。倒してハーフバック。細かいパウンドを入れるが、レフェリーからはフィニッシュしろと言われてしまう。ガードを取るデフォン。パス狙い。ハーフに。離れて隙間ができたところで立ったデフォンだが、上久保はすぐに間合いを詰めるとパンチを入れてタックル。テイクダウン。またハーフバック。細かいパウンド。タイムアップ。

判定3-0で上久保勝利。完勝ではあったが、今の戦い方だと一発で引っくり返される危険が大きいし、タイトル戦線に絡む選手に勝てるかは疑問。

ONE:CLASH OF LEGENDS:マーク・フェアテックス・アベラルド vs. 竹中大地

バンタム級

左ミドルを入れた竹中。ハイ。テンカオ。タックルに。アベラルド、タックルを切らずにギロチンにかかえてしまいテイクダウンを許す。パスを狙う竹中。ハーフで押さえ込み細かいパウンドを入れる。パス成功。ニーオン。マウント。パウンド・肘を打ち込みバックを狙ったが、アベラルドが反転。しかし竹中が上をキープ。またサイド。起き上がろうとするアベラルドのバックに。チョークを狙うがディフェンスするアベラルド。放してパンチに切り替えた竹中。ゴング。

倒せば寝技の実力差はある。テイクダウンディフェンスもそこまでないので、ここまでは負ける相手だとは思えない。

2R。左ミドルを入れていく竹中。パンチに来たアベラルドにテンカオ。またシングルレッグ。ギロチンに抱えてしまい倒されるアベラルド。ハーフ。両足を超えてマウントに。パウンド連打。バックへ。パンチを打ちながらチョークを狙う。防いでいるアベラルド。しかし脚のロックが外れないので逃げられないまま。アゴの上から絞める竹中だが決まらず。アベラルドが防ぎ続けてゴング。

バックを取った時間が長かったが決めきれず。アベラルドもあれだけ攻められたら心が折れそうだが。

3R。竹中のタックルにまたギロチンに抱えるアベラルドだが、コーナーでようやく脇を差すと引き剥がしてパンチを打ち込む。竹中またタックル。コーナーで凌ごうとするアベラルド。尻クラッチからテイクダウン。寝かせた。アベラルド下から肘。目尻をカットした竹中だがハーフに。ドクターチェック。攻められっぱなしのアベラルドだが元気に観客を煽る。ドクター止めた。

竹中、まさかの逆転負け。実力的には完全に上だったが…。竹中の傷の様子を全く映さないが、そこまでのカットに見えない。

ONE:CLASH OF LEGENDS:シャノン・ウィラチャイ vs. アマルサナ・ソゴフ

ライト級。

両者様子見。警戒して間合いに入らない。ウィラチャイ左ハイ。ロー。ジャブで牽制するソゴフ。じわじわ詰めるウィラチャイ。ロープ際をサークリングするソゴフだが前に出てきた。しかし出るだけで攻撃がない。ミドルを入れるウィラチャイ。右を打ち込んだソゴフ。空振り。またオーバーハンドの右を空振りしたソゴフ。ウィラチャイの右フックがヒット。牽制が続く。センチャイキックを見せたウィラチャイ。不発。ゴング。

1Rは両者ともにポイントになるような攻撃はなし。

2R。ソゴフタックル。テイクダウン。ガードを取るウィラチャイにソゴフがボディにヘッドバッド。反則。レフェリー止めた。イエローカードを提示し再開。カードは判定に影響しないとのこと。ウィラチャイが間合いを詰める。サイドキック。ソゴフ出て左をヒットさせた。両者未だに牽制が続く。手数が足りない。ソゴフ右ハイ。ソゴフがパンチから組み付きテイクダウン成功。サイド。しかし押さえ込んでいるだけで攻撃に行けないままゴング。

3R。プレッシャーをかけるソゴフだがそこから先の手が出ない。ウィラチャイも前に出ず見合いが続き、レフェリーからアグレッシブに攻めるように注意が出る。しかし両者ともに手が出ない。どちらかと言えばソゴフか。ミドルを入れたウィラチャイにパンチを返すソゴフ。蹴りを放ったウィラチャイにソゴフがパンチを返すが、すぐまた距離を取ってしまう。ソゴフの右ハイがヒット。効いてないアピールするウィラチャイにソゴフが挑発を返すが、どちらも全然攻めてない。蹴りを放つウィラチャイがバランスを崩して下に。ソゴフパウンド。密着したまま殴り合い。タイムアップ。

消極的すぎる試合内容だが勝利をアピールするソゴフ。

判定3-0でソゴフ勝利。