格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC238:第4試合・ヤン・シャオナン vs. アンジェラ・ヒル

女子ストロー級

シャオナンはここまでUFC3連勝。ノーランカーの相手との試合のみで、すべてスタンドの打撃戦で効かせる打撃はなく手数での判定勝ち。前回の近藤朱里戦でも同様の展開で判定勝ち。まだ手数だけで勝てる相手としかやっていない。

ムエタイバックボーンのヒルは、一度リリースされたものの、Invictaで2試合連続KOからタイトルを獲得し再契約。しかし再契約後も3勝4敗と前座クラスを抜け出せていない。

打撃戦からテイクダウンしたヒルだが上から攻めさせずに立ったシャオナン。打撃の連打をヒットさせたシャオナンにヒル再び組み付きテイクダウンを狙うが潰され下に。ヒル下から三角のセットアップ。腕を流して絞めに行くヒルだがシャオナンはなんとか防いでいる。ホーン。

最後の三角の評価で判断が分かれそうな1R。ニアフィニッシュには遠かったように思えたが。

2R。サイドキックでスリップダウンしたヒル。立った。シャオナンがパンチを打ち込んでいく。ヒルちょっと消耗しているか。ヒルも出ていきパンチを出すが手数で負けている。また組み付いたヒルだが引き剥がされる。終盤、逆にシャオナンがテイクダウン。すぐ立ったヒルだがバック肘をかわされパンチ連打をもらいスリップダウン。ホーン。

2Rはシャオナンか。

3R。変わらないペースで手を出していくシャオナン。ヒルもジャブをヒットさせているが単発。それでもギアを上げてきているヒル。右がヒット。逆にシャオナンは手数が減ってきた。パンチも手打ち。さすがに疲れが見えるが手は出しているシャオナン。タイムアップ。

判定三者29-28でシャオナン勝利。

フィジカルの強さ、打たれても打ち返す頑丈さでUFCデビューから4連勝。

UFC238:第3試合・ベヴォン・ルイス vs. ダレン・スチュワート

ミドル級。

2017年のコンテンダーシリーズでKO勝ちしたがUFCと契約できず。昨年のコンテンダーシリーズで再びKO勝ちしてようやくUFCと契約したルイス。初戦でいきなりユライア・ホールと対戦し、2Rまでは打撃で優勢だったが、3Rにホールのパンチを貰い失神KO負け。ビッグネーム相手にUFCデビュー戦勝利を飾ることは出来なかった。

ライトヘビー級時代も含め、UFCデビューから4試合で1勝も出来なかったスチュワート。しかし5度目のチャンスでKO勝ちすると、次の試合もKOで勝って連勝。前回はコンテンダーシリーズからのデビュー戦となる、21歳で7戦全勝全1Rフィニッシュのパーフェクトレコードを持つプロスペクト・エドメン・シャバージアンと対戦。連続KO記録こそ止めたものの、タックルで何度もテイクダウンを奪われ、3Rにスタミナ切れしたシャバージアンをパウンドで攻めたがスプリット判定負け。

打撃戦。スチュワートが1R終了後のホーンがなった瞬間に右をもらい、鳴り終わったあとも殴っていきレフェリーに注意される。

2R以降も打撃戦でスチュワートがプレッシャーをかけていく展開。しかしなかなか打ち合いにならず会場はブーイング。ルイスがタックルから組み付いてスタンドでバックを取ったがスチュワートは倒されずにスタンドをキープし正対。試合終了と同時にケージの上に上がり勝利をアピールしたスチュワートだが観客の反応はイマイチ。

判定29-28×2、30-27の3-0でスチュワート勝利。

UFC238:第2試合・エディ・ワインランド vs. グリゴリー・ポポフ

バンタム級

2009年にWECデビューしたワインランド。UFCではデビュー以来ずっとランカーだったが、前回アレハンドロ・ペレスに敗れて戦績が5勝7敗となり、ついにランキングから外れた。レスリングベースだが、試合ではステップしながら打撃で戦うストライカー。

メインカードに出場するピョートル・ヤンと同じプーケットのタイガームエタイに所属するロシア人・ポポフはこれがUFCデビュー戦だが、すでに35歳と若くない。もともとムエタイで100戦以上のキャリアを誇り、7年前にMMAに転向した。中国の武林風などの東アジアのローカルイベントでキャリアを積み、現在10連勝中。ほとんどが打撃でのKO勝ちだが、一昨年の試合ではゴゴプラッタでの勝利もある。

1Rに右のパンチを何発もヒットさせ攻勢だったワインランドだが、2R序盤にポポフのパンチを効かされる。中盤テイクダウンしたがすぐ立たれた。しかし打撃戦で右を効かせると右の連打でダウンを奪う。パウンドからギロチンをセットアップしたが放して立たせると再び右がビッグヒット。ポポフダウンしKO!

UFC238:第1試合・ケイトリン・チューケイギアン vs. ジョアン・カルダーウッド

女子フライ級。チューケイギアン2位、カルダーウッド6位。

12試合中5試合組まれている女子戦だが、第1試合からトップランカー同士の対戦に。

バンタム級で2勝1敗のチューケイギアンはフライ級に落として2連勝すると、同じく2連勝していたジェシカ・アイと対戦。1,2Rどちらも明確に取っていない内容の試合のまま3Rも流れを変えることなくアウトボクシングを続け、結果スプリット判定負け。勝ったアイが今回タイトルマッチになり、負けたチューケイギアンは第1試合。一つの勝敗で大きな差が出てしまった。

カルダーウッドは逆にストロー級からフライ級に上げてきている。キックがバックボーンで、フライ級転向後は2連勝。ただし相手はUFC0勝2敗の選手とデビュー戦の選手。キックがバックボーンだが、フライ級転向後はグラウンドで関節技を仕掛ける場面も増えてきている。

チューケイギアンのパンチとカルダーウッドのローでの打撃戦だがカルダーウッドが徐々に劣勢に。2Rには蹴りをキャッチしてテイクダウンし攻めたが、3Rにはテイクダウンしたが立たれてしまい終盤は手も出なくなり、チューケイギアンの30-27、29-28×2判定勝ち。

InvictaFC35:村田夏南子 vs. リアナ・ピロジン

ストロー級。村田にとってはデビュー2戦目のKOTCでの試合以来の海外での試合。MMA9勝1敗の村田に対し、ピロジンは1歳年長の26歳でMMA戦績は7勝2敗。こちらはアメリカデビュー戦。

村田タックルで押し込むと即反り投げ。きれいに投げてテイクダウン成功。ハーフ。首を狙ったがピロジンがバックに回りチョークを狙う。片足がフックしておらず前に落とした村田が再び上に。村田レッグマウント。ピロジンが立つがすぐ投げてテイクダウンするとハーフバックからチョーク。フルバックになりがっちり入りタップアウト!

一回バックを取られた以外は危ない場面もなく完勝。

 

UFC238:オッズ/予想と展望

ヘンリー・セフード 2.00
マルロン・モラエス 1.83
ヴァレンチーナ・シェフチェンコ 1.07
ジェシカ・アイ 10.25
トニー・ファーガソン 1.65
ドナルド・セラーニ 2.35
ジミー・リベラ 3.95
ピョートル・ヤン 1.28
タイ・ツイバサ 1.69
ブラゴイ・イワノフ 2.25
タチアナ・スアレス 1.11
ニーナ・アンサロフ 7.00
アルジャメイン・スターリン1.74
ペドロ・ムニョス 2.15
カロリーナ・コバケビッチ 1.71
アレクサ・グラッソ 2.20
リカルド・ラマス 2.50
カルヴィン・ケイター 1.59
ヤン・シャオナン 1.48
アンジェラ・ヒル 2.75
ベヴォン・ルイス 1.43
ダレン・スチュワート 2.95
エディ・ワインランド 1.83
グリゴリー・ポポフ 2.00
ケイトリン・チューケイギアン 1.91
ジョアン・カルダーウッド 1.91

メインはTJ・ディラショーが禁止薬物検出により王座返上をしたことに伴う王座決定戦。そのディラショーに1月のフライ級タイトルマッチで秒殺KOしたヘンリー・セフードと、元WSOF王者でUFCデビュー戦こそスプリット判定負けしたが、その後は4連勝で負けたアスンサオにもリベンジを果たしランキング1位となったマルロン・モラエスが対戦。

またも階級を上げての2階級制覇に挑むセフード。当時のバンタム級王者ディラショーに完勝しているとはいえ、あの1戦は明らかにディラショーのコンディションがバンタム級時代とは異なっていて、過度な減量により力強さがまったくなかった。セフードがバンタム級で通用するかどうかは、ディラショー戦のみでは測れない。

モラエスは初のWSOF&UFC2冠王を目指す。現在、3連続1Rフィニッシュ勝利。それもすべて上位ランカーが相手。タイトル防衛戦で4試合連続フィニッシュしたWSOF時代の強さを出せるようになってきている。

オッズでモラエスが優勢なのは、セフードのバンタム級適正が疑われていると言うよりもモラエスの強さが評価されてのことか。モラエスがテイクダウンされて下になった時の対応がどうなのかわからないが、もともとセフードはそれほどテイクダウンにこだわるタイプではないのでそういう展開にはならないかもしれない。

モラエスがチョークで一本勝ちと予想。

セミは女子フェザー級と並んで一番注目度が低い階級になってしまっている女子フライ級。バンタム級でランキング1位だった現王者シェフチェンコはともかく、4連敗でリリース寸前だったアイがランキング1位で王座挑戦というあたり、レベルが低いと見られても仕方がない。

アイはフライ級転向後3連勝とはいえ、全試合が接戦での判定勝ち。2試合がスプリットで、残りの1試合も割れてもおかしくない内容だった。そのためオッズも近年にない大差に。武器の打撃でシェフチェンコが上なのでどうしようもないか。

シェフチェンコ判定勝ち。

セミ前はある意味セミ・メイン以上の注目カード。元暫定王者ファーガソンが名勝負男のセラーニと対戦する。ファーガソンは過去7戦のうち、暫定王座決定戦のケビン・リー戦以外の6試合でボーナスを獲得。11連勝中。しかし、一時精神的に不安定となり、今年4月の暫定王座決定戦にも出場せず。果たして欠場前と同じ強さが発揮できるのか。相手がセラーニというのは格好の物差しになる。

第1試合開始は9日朝7時15分から。速報します。

2019年6月のMMAイベント&視聴環境まとめ

日時はすべて日本時間。基本的に、「日本のどこでもリアルタイムで見られる」ものを優先して紹介。
※6.3Update

7日 PFL2019#3

開催地:アメリカ・ニューヨーク
第1試合開始時間:8時 メインカード開始時間:10時
放送媒体:Facebook
主な対戦カード

https://pflmma.com/event/2019-pfl-3

8日 InvictaFC 35

開催地:アメリカ・カンザス
第1試合開始時間:9時 メインカード開始時間:未定
放送媒体:ファイトパス
https://www.ufc.tv/video/invicta-fc-35
主な対戦カード

  • 女子フライ級タイトルマッチ:ディアナ・ベネット vs. カリーナ・ロドリゲス
  • 女子ストロー級:村田夏南子 vs. リアーナ・ピロシン

9日 UFC238

開催地:アメリカ・イリノイ
第1試合開始時間:7時15分 メインカード開始時間:11時
放送媒体:ファイトパス(プレリムのみ)、WOWOWUFC.tv・Amazon(メインカードのみ)
主な対戦カード

https://www.ufc.com/event/ufc-237

15日 Bellator222

開催地:アメリカ・ニューヨーク
第1試合開始時間:8時30分 メインカード開始時間:11時
放送媒体:公式サイト(プレリムのみ)、DAZN(メインカードのみ・予定)
主な対戦カード

http://www.bellator.com/events/ja5yfg/bellator-222-macdonald-vs-gracie

15日 ROAD FC054

開催地:韓国・ウォンジュ
第1試合開始時間:17時(予定) メインカード開始時間:19時(予定)
放送媒体:YouTube(予定)
主な対戦カード

  • ミドル級タイトルマッチ:ラ・インジェ vs. ヤン・ヘジュン

15日 ONE Championship:LEGENDARY QUEST

開催地:中国・上海
第1試合開始時間:19時 メインカード開始時間:21時30分
放送媒体:twitter(プレリムのみ)、AbemaTV、ONEアプリ
https://abema.tv/channels/fighting-sports2/slots/BzF6RWUJx7iKod
主な対戦カード

  • 女子アトム級ムエタイタイトルマッチ:スタンプ・フェアテックス vs. アルマ・ユニク
  • ウェルター級:秋山成勲 vs. アギラン・タニ
  • フェザー級:松嶋こよみ vs. クォン・ウォンイル
  • 女子アトム級:平田樹 vs. アンジェリー・サバナル

https://www.onefc.com/events/legendary-quest/

23日 Bellator223

開催地:イギリス・ロンドン
第1試合開始時間(録画放送開始時間):7時30分 メインカード開始時間:10時
放送媒体:公式サイト(プレリムのみ)、DAZN(メインカードのみ・予定)
主な対戦カード

23日 UFC on ESPN+12

開催地:アメリカ・サウスカロライナ
第1試合開始時間:6時 メインカード開始時間:9時
放送媒体:ファイトパス
主な対戦カード

23日 SHOOT BOXING 2019 act.3

開催地:東京・後楽園ホール
第1試合開始時間:18時 メインカード開始時間:未定
放送媒体:AbemaTV
主な対戦カード

  • 69kg契約:海人 vs. 中島弘貴
  • 56kg契約:笠原友希 vs. 小笠原瑛作

29日 DEEP 90 IMPACT

開催地:東京・後楽園ホール
第1試合開始時間:17時45分 メインカード開始時間:未定
放送媒体:YouTubeで放送の可能性あり
主な対戦カード

30日 UFC on ESPN3

開催地:アメリカ・ミネソタ
第1試合開始時間:7時 メインカード開始時間:10時
放送媒体:ファイトパス
主な対戦カード

30日 PANCRASE306

開催地:東京・スタジオコースト
第1試合開始時間:16時 メインカード開始時間:19時
放送媒体:ファイトパス、AbemaTV、TOKYO MX・エムキャス(19時より)
主な対戦カード

https://www.pancrase.co.jp/tour/2019/0630/index.html

その他(MMA以外の格闘技や当日中継未定のものなど)

9日 DEEP JEWELS 24

開催地:東京・新宿FACE
第1試合開始時間:18時 メインカード開始時間:未定
放送媒体:AbemaTVで放送の可能性あり
主な対戦カード

18日 K-1 KRUSH FIGHT.102

開催地:東京・後楽園ホール
第1試合開始時間:17時10分 メインカード開始時間:18時
放送媒体:AbemaTV、GAORA
https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/9uq7V5upPEtDzX
主な対戦カード

  • 70kg級タイトルマッチ3分3R(延長1R):ジョーダン・ピケオー vs. 神保克哉
  • 57.5kg級タイトルマッチ3分3R(延長1R):江川優生 vs. TETSU

30日 K-1WORLD GP スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント

開催地:東京・両国国技館
第1試合開始時間:13時 メインカード開始時間:未定
放送媒体:AbemaTV、GAORA
主な対戦カード

30日 SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第5戦

開催地:大阪・エディオンアリーナ大阪
第1試合開始時間:15時 メインカード開始時間:未定
放送媒体:AbemaTVで放送の可能性あり
主な対戦カード

  • 環太平洋フェザー級タイトルマッチ:TOMA vs. 高野明
  • ストロー級:小巻洋平 vs. オニボウズ
  • ライト級:キャプテン☆アフリカ vs. ウエタユウ

http://www.shooto-mma.com/schedule/?id=82

メインイベント・マーティン・ブランコ vs. 那須川天心

ISKAフリースタイルルール世界フェザー級王座決定戦3分5R。

直前の欠場で、階級下の55kgのISKA王者が代役で天心と対戦。しかし天心もISKA55kg級王者。ただしオリエンタルルール。ややこしい。天心もずっと防衛戦をしていないし、キックの世界タイトルなんて飾り程度の意味しかないが、このタイトルの権威を地上波で説明できるのだろうか。

ブランコの蹴りが低くちょくちょくローブローになる。天心最初は様子見。無理に攻めない。2Rに入り天心が前に出ていく。左ボディ。振りかぶるような左フック。左ミドルが入りブランコダウン。立ったが天心ワンツーをヒットさせ2度目のダウン。パンチからのテンカオで3ノックダウン。TKO。

RIZIN.16:セミファイナル・浜崎朱加 vs. ジン・ユ・フレイ

女子スーパーアトム級タイトルマッチ5分3R。

元Invicta王者 vs. 現Invicta王者の対戦。「浅倉の相手」としてではなく、浜崎がメインディッシュの扱いで、地上波生中継枠に。

ジャブを入れたフレイ。浜崎が右ジャブ。両者間合いを測っている。前に出たフレイにパンチを合わせる浜崎。フレイがワンツーをヒット。離れた浜崎。フレイのパンチがヒット。浜崎まだ出られない。前に出てパンチを出したがフレイが距離を取りかわす。ローの蹴り合い。ゴング。

1Rは両者様子見。

2R。圧を強める浜崎。フレイは浜崎が出てくるところにパンチを合わせる。前に出た浜崎にフレイの左フックがヒット。ローを蹴るフレイ。飛び込む浜崎にワンツーを合わせたフレイ。それにパンチを返した浜崎。ゴング。

ここまで大きな展開はないので3Rの内容次第か。

3R。浜崎いきなり組んでテイクダウン。ハーフで押さえる。足を抜いてサイドについた。押さえ込みながら細かいパウンドを入れる浜崎。頭部に膝。足でフレイの右腕を挟み固定する浜崎。残り1分。身動きが取れないフレイ。細かくパンチを入れる浜崎。タイムアップ。

判定3-0で浜崎が王座防衛に成功。

RIZIN.16:第12試合・浅倉カンナ vs. 山本美憂

女子スーパーアトム級5分3R。この試合のみMMAルールで肘なし。

元レスラー同士で、レスリングの実績では大きく上回る山本だが、テイクダウンしてもその後がないので厳しい。純粋なレスリングではなくMMAなので、テイクダウンでも浅倉が上回る可能性がある。

山本がシングルレッグ。浅倉こらえた。コーナーに押し込む山本。押し込みながら膝を入れるがブレイク。ジャブを入れる山本。浅倉がタックルへ。オーバーフックしてこらえる山本。投げの打ち合い。スクランブルで上を取ったのは浅倉。山本ヘッドロックから亀になり立つ。浅倉またタックル。がぶる山本。また投げの打ち合い。押し込む浅倉。離れた。ゴング。

2R。浅倉タックル。がぶった山本。四つからボディに膝。離れた。浅倉が踏み込んでパンチをヒットさせていく。タックルのフェイントからパンチ。山本は浅倉の飛び込みにパンチを合わせる。浅倉タックル。がぶる山本。首をロック。下になった浅倉。バックを取りパンチを入れる山本。立った浅倉になおもバックからパンチ。入れ替えた浅倉が首根げで投げた。キムラを狙った浅倉だがゴング。

3R。浅倉いきなりタックル。倒しかけたがギロチンに抱えて入れ替え上になった山本。ガードを取る浅倉。三角を狙う浅倉。胸を張って外す山本。下からのキムラも潰す山本。浅倉タックル。がぶる山本。膝を入れる。離れた。浅倉押し込み倒したが、倒され際にフックスイープで上を取り返した山本。浅倉は三角。クラッチを外した山本。浅倉キムラに捕らえて倒れ込むが外される。残り30秒。パウンド。ガードを取る浅倉。タイムアップ。

判定3-0で山本勝利。

浅倉の極めの仕掛けをすべて潰し、パウンドを入れて勝利。

RIZIN.16:第11試合・ロッキー・マルティネス vs. ジェイク・ヒューン

120kg契約5分3R。

他が軽量級の試合ばかりだし、地方へのファンサービス的なスーパーヘビー級マッチ。それならプロハースカに負けたヒューンじゃなくて新顔との対戦が見たかったが。

マルティネスはシューズ着用、ヒューンはロングスパッツ着用。距離を詰めるマルティネス。ヒューンは距離を取りジャブ。ミドルを入れたヒューン。ワンツー。マルティネス出ていくがなかなか手が出ない。ヒューンがクリンチアッパーを打ち込む。ちょっとぐらついたマルティネス。ヒューン左ミドル。

2R。センチャイキックを見せたヒューン。マルティネスは距離を詰めると組んでコーナーに押し込む。離れた。マルティネスパンチで出るがヒューンのジャブをもらう。マルティネスまた押し込む。両者疲れている。ヒューンが首相撲からの膝。マルティネスまたコーナー押し込み。レフェリーブレイク。1Rにヒューンのバッティングでカットしたマルティネスの出血がひどくなりドクターチェック。再開。休んで回復したのかヒューンがジャブを突いていく。蹴りが交錯してスリップしたマルティネス。ヒューンサカボ連打。マルティネスが起き上がりがぶるがゴング。

3R。マルティネスコーナーに押し込むが膠着ブレイク。ヒューンのジャブがヒットする。マルティネスもジャブで出る。両者疲れた。マルティネスタックルに。持ち上げてテイクダウン。肩固めを狙ったが外したヒューンがシューズのマルティネスの足にヒール。が、マルティネス回転して外すと上を取った。ハーフから肘。マルティネス押さえ込んで肘を入れる。疲れたヒューン動けず。削り続けるマルティネス。最後にスイープして上を取り返したヒューンだがタイムアップ。

判定2-1でヒューン勝利。しかし王者プロハースカにはもう負けているし、今後に繋がる要素が少ない結末。