全然期待してなかったのに面白かった。
白鯨vsノルキヤ
いわゆるMEGATONファイト。単なる大男のどつき愛さくらんぼって感じで、技術も何もあった物ではなかったが、掛け値なしに面白かった。もちろん全部こうなったらおしまいだが、1試合だけならOK。エリクソンは勝ったご褒美にロマネ参戦させてあげたいが、単に咬ませ犬としてのレベルが上がっただけの気がする・・・。
アーツvsGG
2003GP王者レミーに勝ったフィリォと大晦日に判定まで行ったTOAを秒殺してるGGだけに、最近ぴりっとしないアーツを食うこともあるんじゃないかと思ったが、さすがにそれはなかった。こんなに差があるとは思わなかった。アーツが良かったと言うよりはGGが駄目だっただけという気がするが。でも異種格闘技戦的な空気も良かったし、久しぶりにちょっと強いアーツが見られて満足。
レミーvsボタ
「ボクシング界からの侵略者」っていう煽りVの後に出てきたのが、K-1四連敗中のボタ。しかし、さすがにK-1のキャリアを積んできただけあって、過去最高の戦いぶりだった。ローも出してたし。もう歳だし、今後いくらがんばってもGP決勝レベルにはなれないだろうけど。緊張感があって楽しめた。
イグvsウィリアムス
ウィリアムスはさすがに1週間前に出てきただけある。まったくK-1の戦い方を研究を研究してこなかったって感じで、ここまで何も出来ないボクサーというのも久しぶりに見た。仮に現役王者が出てきても、K-1向けのトレーニングをしない限り同じことになるだろう。
武蔵vsアーサー
アーサーはボクシング引退でK-1一本に絞ってきただけあって、少しは勝つための作戦を考えてきていた。しかしやっぱり全盛期は過ぎてるしK-1ルールは経験不足。武蔵の敵ではなかった。それなのに判定まで行ってしまうのがやはり武蔵流。谷川Pの絶妙のフォロー（武蔵は腰が悪い云々）があったとはいえ、やはりだらしない。これでタイソン戦アピールというのはどうか。フジの中継ではばっさりカットされていたのは笑えたが。
今回は放送された全試合面白かったし、視聴率が良くてもいいかと思ったが・・・
Ｋ−１ ＷＯＲＬＤ ＧＰ（２２：３０〜２４：００）＝１３．９％
ロマネ以外では今年最低の視聴率。やっぱりサップも曙も抜きで、メインが武蔵だとこんなものなのか。せっかく試合は面白かったのに。うまくいかないものだ。
