格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★10/12 K-1 WORLD MAX2005〜世界王者対抗戦〜展望

カードはこちらの下の方↓
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20051010-00000023-spnavi-spo.html
総合から、ボクシングから、ヘビー級からと、ニューフェイスが大挙参戦。今年のトーナメントで、結局MAX=魔裟斗であることが露呈してしまったため、新たなニューヒーローの誕生に期待しているのだろう。しかし、オープニングファイトに出る我龍真吾山本優弥は本来1階級下の選手だし、しかもその中でさえ、トップクラスではあっても飛び抜けた実績を残しているとは言い難い。実際いい試合をしていて人気もある選手だが、70kg級の世界最高峰の戦いに入って行くには厳しいだろう。総合から本業のキックに逆輸入となるレミーガにしても、本来は65kgがベストの選手。ザンビ・クラウスと対戦するボクサー2人も結果を出すのは相当難しい。今回のニューフェイスは、ガオグライを除いて全滅しそうだ。誰か一人が結果を出してくれれば御の字という程度で考えているのかもしれないが。
前座で組まれている秋山と所の総合2試合も意味が分からない。2人とも大晦日に出すにはお茶の間的な実績が足りない部分があるので無理矢理ねじ込んだのかもしれないが。KIDは変則ルールでもある程度いい位置で試合をしていたのに、この2人は第1・2試合。所の方は70kg級つながりということでまだ必然性があるが、秋山は体格もルールも何もかも違う。しかも相手がボクサーじゃ、どんなに頑張ってもお茶の間を感動させるような試合はできないだろう。すっきり一本勝ちしたら、中継のアクセントとして放送されそうだが。