直前のごたごたが起こっているPRIDE32。まあしょうがないというか、元々アメリカンな薄味のカードばかりだったからどうでもいい気も。
<第1試合>
ジョーイ・ヴィラセニョール(米国)
ロビー・ローラー(米国)
オープニングマッチ。アメリカ人同士でどっちもがんばれ〜的な。最初から多くは望んでいない。レベルは高いかもしれないけど。ヴィラセニョール判定勝ち。
イーストマン戦なら中村が塩漬けにして終わりだなと思っていたが、相手が無名に変わってなおさら無意味に。階級違うし。しかしレベル的には一本勝ち出来るだろうし、しなければいけないことを中村もわかっているはず。中村がV1アームロックで一本。
西島はバローニのパンチをもらわないだろうけど、一発KOもできないのでパンチが当たらないとわかったバローニがテイクダウンに切り替え→なすすべなく撲殺。
<第4試合>
ダン・ヘンダーソン(米国/PRIDEウェルター級王者/チーム・クエスト)
ビクトー・ベウフォート(ブラジル/フリー)
良いカードなのに、唐突に組まれ時期も遅すぎた。試合順も前半でどうでもいい扱いだし。二人の衰えを見て切なくなるであろうカード。ビクトー判定勝ち。
ハントvsビーンは面白カードだったのだが・・・。代わりがこのカードなら別に中止でもいい。アメリカでは知名度があるビーンが必須なんだろうけど。ビーンKO勝ち。
<第6試合>
ジョシュ・バーネット(米国/フリー)
パウエル・ナツラ(ポーランド/高田道場)
ジョシュにとっては楽でもなく美味しくもない相手だが、一本勝ち出来るだろう。番狂わせが起きるならここかなという気もするけど、ジョシュも久々のアメリカでの試合で気合いが入っているだろうし、まあないか。ジョシュが足関で一本。
<セミファイナル>
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
ケビン・ランデルマン(米国/ハンマーハウス)
アメリカだからこれがセミでも通用するんだろうけど、そこまでのカードではない。でもこの日の中ではこれが一番の注目カードか。ショーグンが踏みつけで派手にKO勝ち。
<メーンイベント>
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)
マーク・コールマン(米国/ハンマーハウス)
前戦は下から十字を取られるという、基本中の基本技で敗れたコールマンだっが、それまではヒョードルを押していた。あれから2年、衰えているコールマンとますます充実するヒョードルでは、その再現も難しいかもしれないが、コールマンは人生最後の大舞台になると思うので意地を見せて欲しい。ヒョードルがチョークで。