昨年4月に続く、2回目のカナダ大会。今回は地元のヒーローGSPは出場せず。メインカードにもカナディアンはソジンスキー1人だけ。前座は「カナダvs世界」になってるけど。２年前にリストラされたはずのロワぞうまで担ぎ出していて、やや無理矢理感があるが、前座だし別にいいか。
前座に出場する長南とデニス・カーンは、それぞれUFCデビュー戦の相手と対戦。ともに、負けたらリリースされることが濃厚なポジションなだけに、地味でもいいから勝ちたい。
セミのチャック・リデルvsショーグンも負けられないもの同士。リデルは特に、ダナから「負けたら引退」という勧告を受けている。シウバ戦では完全復活といっていい内容だったし、元シュートボクセ勢が相手なら相性はいいか？一方、ショーグンは前回のコールマン戦が酷い内容だったが、テイクダウン主体のコールマンは相性が悪かった。それに比べたらリデルは実力を出し切れる相手。いい試合になることを期待したい。
メインはP4P・アンデウソンの防衛戦だが、相手のターレス・レイチが5連勝中なのに王座奪取の機運が全くない。先日34歳になったアンデウソンの衰えさえなければ防衛は固い。
アンデウソンを破るとしたら、高瀬や長南のようにグラウンドに持ち込んでの一本というのが一番可能性がある。レイチは過去４戦で３度の一本勝ちをしているので、極めが弱いほうではないが・・・。できればアンデウソンには快勝してもらって、５連続一本勝ち中の「柔術セレブ」デミアン・マイアとの対戦が見たいところ。
明日１１時より速報します。
