次期ライト級挑戦者決定戦。ケンフロは五味に勝って以来、メイナードは1月にネイトに勝って以来の試合。
地元マサチューセッツ出身のケンフロには大歓声。当然メイナードにはブーイング。
お互いパンチの距離より少し離れた間合いで牽制。ケンフロが左ハイ・ミドルを放つがガードされる。二人とも警戒している。なかなかコンタクトしないまま2分経過。ケンフロが距離を詰めるとタックルのフェイントを入れるメイナード。すぐに離れるケンフロ。ケンフロがクリンチから右フックヒット。ちょっとぐらついたメイナード。メイナードはタックル。金網まで押しこむ。こらえたケンフロだが、メイナードはは持ち上げてテイクダウン成功。ケンフロのガード。残り30秒。パウンド。ホーン。
微妙だけどテイクダウンした分メイナードか。10-10をつけるジャッジもいるかもというくらいの差だけど。Sherdogのジャッジでは2者メイナード、1者イーブン。
2R。また同じ間合いの両者。攻めなければいけないケンフロ。左ハイヒットせず。激しいコンタクトがない展開にブーイングも。メイナードはタックルに入るスキを伺っているか。ケンフロが金網を背にしたところでタックル。なんとかこらえているケンフロ。しかし倒されてしまう。サイド。がっちり抑えこむメイナード。パウンド。ケンフロ、右目から出血。ホーン。このラウンドは完全にメイナード。
後がないケンフロ。間合いを詰めていく。スーパーマンパンチはかわされる。メイナードがまたタックル。テイクダウンされる……。なんとか蹴って距離を取ろうとするケンフロだが、また押さえ込まれる。メイナードはインサイドガードからパウンド。残り2分。金網に押し込まれて身動きがとれないケンフロ。残り1分半で蹴り離して立ったが、すぐメイナードがテイクダウン。オモプラッタで腕を極めようとしたが抜かれるケンフロ。残り40秒でまたオモプラッタ。しかし外される。残り20秒でメイナードが離れてスタンドに。距離をとって逃げるメイナード。ホーンと同時にブーイング。最後露骨に逃げたのが観客のお気に召さなかったか。
判定3-0でメイナード勝利。これで7連続判定勝ち。勝利者インタビューを行うメイナードになおもブーイングが飛ぶ。
いつもどおりの塩漬けでつまらない試合ではあったが、あのケンフロを完封。メインの勝者への挑戦者としては申し分ない。
