気合いが入った表情のランペイジ。
ハミルタックル。しかしランペイジは完全に切る。離れた。パンチが交錯する。プレッシャーを掛けるのはランペイジ。牽制の打撃のみで、見合いが続く。ハミルのタックルを察知して、バックステップしてアッパーを入れるランペイジ。組み付いてきたところに、ボディへ膝。またハミルタックル。切られる。ハミル全く組み付けない。残り30秒でランペイジが仕掛ける。パンチで出て行く。ハミルはガードを固めて後退。ホーン。
一方的な試合になってる。
LYOTOのやった二段蹴りを見せるハミルだが届かない。ハミルタックル。無駄……。受け止めたランペイジは金網に押し込む。足をキャッチしようとしたハミルのボディへ膝。離れた。ハミル低空タックルを切られてパンチを貰う。また突き放す。見合いが続いているので観客がブーイング。ハミルはもう出られないか。ランペイジも待ちの姿勢。ハミルが接近するとパンチを入れる。ランペイジの左アッパーがヒット。ぐらついたハミル。組み付いてごまかす。しかしまた右ボディを効かせられる。ジャンピングして後頭部あたりにパンチを落とすランペイジ。ホーン。
ハミル、もう心が折れかけてる。
ランペイジもちょっと疲れてる？ハミルが金網に押し込むが、テイクダウンは奪えず離れる。ランペイジの左フックが顔面を捕らえる。右アッパー。倒せそうなんだが……。手を緩めてしまうランペイジ。ブーイングが大きくなる。ランペイジ、スーパーマンエルボー。最後は倒しに行ったランペイジだが、すでにガス欠。ホーン。試合終了と同時に膝を付くハミル。限界だったか。
30-27☓3でランペイジ勝利。賞賛よりも大きなブーイングが観客から送られる。
完封勝利だったランペイジだが、1Rの時点で実力差は明らかなのがわかったので、倒しに行って欲しかった。ハミルは中堅レベルでは結果を出していたが、トップ10ファイターとやるには実力不足だったか。
おどけた表情で手を合わせて謝罪するランペイジ。
