格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★GRABAKA興行での菊田の対戦相手予想

第2回自主興行が発表され、1年ぶりの試合となる菊田。次回イベントがまた1年後になったりすると、その時は菊田引退試合になる可能性もあり、まともな相手とやるのはこれが最後のチャンスかもしれない。菊田自信の希望は以下の通り。
http://gbring.com/sokuho/news/2012_08/0822_grabaka.htm

対戦相手について菊田は「誰もが知っているような選手をチョイスして臨もうと思います。前回の山本戦のようにストーリーのある選手がいい」とコメントした。

ヤマケンとのストーリーが誰でも知っているかはともかくとして、発言内容は今まで言っているのと同じ。知名度があって、なおかつディファで菊田と対戦してくれる選手となると限られてくるが。
何人かリストアップしてみた。下に行くほど対戦の可能性が高い相手になる。

  • 桜庭&田村

菊田は以前から対戦アピールしていたが、ディファに関わらず菊田と対戦することはないだろう。二人にはやる意義がない。

  • 近藤

菊田にとっては9年越しリベンジマッチになるし、ストーリーはある。しかし、近藤が勝てなくなると「ピンと来ない」とか言い出したが。近藤の試合が11月のパンクラスに決まっているため実現の可能性なし。

  • マッハ

知名度はあるが仲が良すぎる。タイトル戦や大晦日などのよっぽど意味がある状況でなければ実現はしないだろう。

  • 高瀬

今は一緒に練習はしていないのかもしれないが、菊田にとってやるメリットなし。

正道会館つながり。菊田はちょこっといただけだが。
金は神戸のアクセルと3年契約を結んだが、それが独占契約なら無理だろう。そうでなかったとしても菊田がわざわざチョイスするほどの知名度の相手でもない。

以前、金原は菊田に対戦アピールしていて、ヤマケン同様Uインターの先輩でもある。ストーリーはあるが、金原側からのストーリーのみで、以前の対戦アピールをスルーしたことからも、菊田のストーリーの登場人物には金原はいない模様。

有名選手ではあるが、菊田とはこれといった接点がない。後輩だし、菊田にとっては「ピンとこない」選手か。

U系つながりという申し訳程度の関係性。入江はSRCでの川村戦以降、表舞台では試合をしていない(主催するキングダム・エルガイツは裏舞台)。DEEPで歌は歌っていたが。
楽に勝てる相手ではあるが、菊田としてはヨゴレ格闘家と絡むのはプライドが許さないだろう。

知名度はあるし呼べば来るし諦めの早さには定評があるサップ。しかし菊田は体格で上回る相手と戦ったのはノゲイラ戦くらいで、モンスター路線はやる気がないと思われる。

今月パンクラスに参戦した高橋。菊田は12年前に対決し、肩固めで一本勝ちしている。
レジェンド枠同士で菊田としては与し易い相手なので負ける気はしないだろう。しかし高橋はバチバチやる相手との戦いが希望で、菊田が相手だとやる気がしないのでは。

菊田が以前から対戦アピールをしていたフィリォ。昨年9月にはブラジルで石井慧と対戦し、地元判定でドロー。その後、引退を宣言したこともあったが、今年に入ってからまた試合が組まれている。ただし、イベントの中止などもあって石井戦以降試合はしていない。
明らかに今の実力者ではないが、菊田にとってはかえって好都合か。ただ、アウェイの日本に来るとなるとそれなりのファイトマネーを要求するだろうし、ブラジルからだと経費もかかるのでディファに呼ぶには微妙。契約を結べたとしても、ドタキャンの可能性があるので安心して呼べないだろう

  • Yasubei榎本

SRCで菊田に7年ぶり(7試合ぶり)の黒星をつけたYasubei。知名度はないがリベンジということでストーリー性はある。
YasubeiはM-1ウェルター級王者となったが、5月に敗れて陥落。M-1との契約があるかどうか不明だが、あったとしても独占契約ではないと思われる。しかし、気軽に呼べる選手かどうかは不明。
SRCでのYasubei戦は、菊田は試合中の負傷の影響があったと主張しているが、その後の戦績を見ても、なかなかの実力者ではあった。万全の状態で戦っても厳しい相手だと言える。

  • ヤマヨシ

去年の自主興行に参戦し、山宮と対戦したヤマヨシ。かつてリングスに上がっていた者同士という接点しかない。復帰後連敗中でいいところがないが、今回も参戦する模様。
知名度もないが、相手が誰もいなければ組まれる可能性もゼロではないか。

DREAM休止後は、プロレスをこなしつつ、グラジエイターや海外で戦績を積み重ねているミノワマン。菊田は11年前に勝っている相手。それ以外、特にストーリーはないが、誰でも知っている選手ではある。ミノワマンも主戦場を持たず、オファーがあれば喜んで乗るだろう。コンディションが良ければ菊田としても勝てる自信はあるはず。
思いつくのはこれくらい。しかし去年もヤマケンという全く想定外のチョイスをしてきたので、また予想できない相手になる可能性が高い。
菊田は昨年のイベントから上がるリングも全くない状態で、それで試合に出場できるコンディションを維持できているとしたらすごい。