Fight of the Night: Fitch/Silva, Sub of the Night: Big Nog, Knockout: Rony Jason, $70K each
- ファイト・オブ・ザ・ナイト：ジョン・フィッチ vs. エリック・シウバ
- サブミッション・オブ・ザ・ナイト：アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
- KO・オブ・ザ・ナイト：ホニー・ジェイソン
それぞれ7万ドルのボーナス。ノゲイラはサブミッション・オブ・ザ・ナイト初受賞。フィッチはUFC17戦目で2度めのファイト・オブ・ザ・ナイト受賞（1回目はGSPとのタイトルマッチ）。
メインカードではウェルター級2試合がどちらも良かった。マイアはレスラーのリック・ストーリーに完勝し、ウェルター級で本格的にタイトルを狙える実力者であることを示した。エリック・シウバはフィッチ相手に一本勝ち寸前まで持ち込む健闘。しかし、あの展開ではフィッチペースになってしまうか。フィッチはさすがの若手潰し。GSP相手ならともかく、ウェルター級上位陣もニック・ディアスやコンディットなどの強豪が揃ってきたので、また新鮮なカードが組めると思う。
メイン3カードは急遽組まれたり変更になったカードで、トップ選手が無事格下の挑戦を退けた。正直こういうエクスキューズがつくような状態（急な出場でコンディションが悪かったから仕方ない、とか）でトップ選手に負けてほしくなかったのでホッとした。そんな中、アンデウソンが余裕を見せまくった上で圧勝。体格差は全く関係なかった。アンデウソンはもうキャリア晩年に入っていて、あと何試合見られるかわからない。そう考えると、アンデウソンの試合が見られたということだけで貴重だった。
いい試合は多かったが、ナンバーシリーズは2ヶ月続けてメインが変更になっている。そろそろ、王者と最強の挑戦者が戦う本当のUFCが見たい。来月のGSPが怪我なく出てきてくれることを願う。
