格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC209:オッズ/予想と展望

タイロン・ウッドリー 2.30
スティーブン・トンプソン 1.67

ハビブ・ヌルマゴメドフ 1.53
トニー・ファーガソン 2.62

ラシャド・エヴァンス 1.50
ダニエル・ケリー 2.70

ランド・バンナータ 1.39
デイビッド・ティーマー 3.15

アリスター・オーフレイム 1.74
マーク・ハント 2.16

マルチン・ティブラ 1.71
ルイス・エンリケ 2.00

ミアサド・ベクティック 1.29
ダレン・エルキンス 3.50

ユーリ・アルカンタラ 2.15
ルーク・サンダース 1.65

マーク・ゴビアー 1.67
ダニエル・スピッツ 2.10

タイソン・ペドロ 2.30
ポール・クレイグ 1.59

アマンダ・クーパー 1.91
シンシア・カルヴィーロ 1.77

アルバート・モラレス 1.95
アンドレ・スークムタズ 1.74

今年初のネヴァダ大会。ネバダ州ではまだ新ユニファイドルールが採用されていない(はず)で、グラウンドポジションの定義や判定基準も今まで通りとなっている。
メインは昨年のニューヨーク大会のダイレクトリマッチとなるウェルター級タイトルマッチ。前回は王者ウッドリーが1-0のマジョリティドロー防衛したが、今回もオッズは挑戦者がフェイバリット。
前回は王者が1Rテイクダウンで抑え込んでのパウンドでドミネイトし、4RにはパンチでKO寸前まで追い込んだが、それ以外はトンプソンが遠距離から打撃を入れていく展開。3Rがほぼ互角で1人のみウッドリー、トンプソンが優勢だった1Rと4Rはそれぞれ1人のみ10-8をつけている。多数派の意見だけをまとめるなら1,4Rウッドリー、2,3,5Rトンプソンでトンプソンが勝っていた内容。ただ、メディアスコアでは47-47のドローが最も多かった。
1Rはテイクダウン後何もさせてもらえなかったトンプソンだが、テイクダウンを許したのはこの1度だけ。打撃でも、4Rのダウン以外はほぼトンプソンが優勢だった。2度のミスのみでドローに持ち込まれた格好。オッズがトンプソン優勢なのはそのためもあるか。
お互い前回の戦い方は変えないだろうが、トンプソンはよりウッドリーの一発とテイクダウンを警戒してくるはず。どちらかが序盤で大差をつけなければ判定になる可能性が高い。前回の判定基準であればトンプソン有利か。
トンプソン判定勝ち。
メイン以上に注目されているのがセミのライト級暫定王座決定戦。正王者マクレガーの動向が不明のため、統一戦を行わないまま正規王者に昇格する可能性もある。
NY大会で圧倒的な強さを見せたヌルマゴ。テイクダウン後、相手を動かないように固定してから強烈なパウンドを連打して、十分にダメージを与えてフィニッシュした。抑え込みとパウンドの強さが両立している。一方、スタンドの打撃ではやや勝手が違ったように見えた。
ファーガソンは長いリーチからの打撃が武器で、下のポジションからもガンガン極めに行くスタイル。抑え込まれて固められる光景はあまり見たことがないが、今回は相手が違う。
打撃ではファーガソンだが、そこから一度テイクダウンしてしまえば一方的になりそう。ファーガソンは前回5R戦っているが、ヌルマゴがあの戦い方を5R貫けるスタミナとメンタルがあるかは未知数。ヌルマゴKO勝ちと予想。
メインカード第1試合では、UFC初のK-1王者対決が実現。両者はDREAM時代に対戦し、アリスターが圧勝している。アリスターは連敗後、スタンドで打ち合わずガードを固めて距離を取りアウトボクシングでカウンターを狙うスタイルに変更。パンチを打ち込まれるとガードを固めて止まってしまう悪癖はあるが、最近はそれで凌ぎきっている。距離を取るアリスターをハントが追いかける展開になりそう。ハントに捕まえる手段があるかどうか。アリスター判定勝ちと予想。
第1試合開始は5日朝8時半より。速報します。