格闘技徒然草

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UFC on ESPN+26:第8試合・ブラッド・リデル vs. マゴメド・ムスタファエフ

ライト級。

地元ニュージーランドのリデルはメインに登場するダン・フッカーと同門のシティキックボクシング所属。10月のオーストラリア大会でUFCデビューし、同じくUFCデビューとなるオーストラリアのムラーキーに判定勝ちしたが、UFCではレベル的にどうか、まだはっきりしない。

ダゲスタンのムスタファエフはレスリングとボクシングがバックボーン。UFC3勝1敗で、負けた相手はケビン・リー。キャリアの勝利はすべてフィニッシュで、UFCでも3勝はすべてKO勝ち。

リデルの飛び込んでの右がヒットしムスタファエフダウン!すかさずパウンドに来たが、ムスタファエフ下から足をすくって足関狙いから立つ。立ったリデルにボディロック。スタンドでバックに付いた。投げを狙う。膝をついてこらえるリデル。ムスタファエフ、バックキープしながら尻に膝。シングルレッグに切り替え。放してパンチを入れるムスタファエフ。まだ片膝を着いているリデル。立った。ムスタファエフまたシングルレッグ。こらえるリデル。ボディに膝。入れ替えたリデル。離れたが時間がない。ホーン。

1R、リデルは最初のダウンのみだが、その後ムスタファエフの攻めもコントロール以上のものはなかったのでリデルのラウンドか。

2R。前蹴り、カーフキックを入れるリデル。ムスタファエフが大振りのパンチを出したが距離が遠くヒットせず。またカーフキックをもらい足が流れるムスタファエフ。飛び込んでリデルにカウンターを狙う。ムスタファエフの右がヒット。リデル右ミドル。カーフキックで足を払われたムスタファエフがタックルに入るが切られる。飛び込んでパンチを打ち込むリデル。リデルの蹴りをキャッチしてテイクダウンしたムスタファエフ。すぐにバックを取らせて立つリデル。押し込むムスタファエフ。リデル正対。シングルレッグで倒した。両足を束ねるが、またバックを取らせて立つ。ムスタファエフは膝を入れる。またシングルレッグで倒した。リデル正対。ホーン。

2Rは微妙。ムスタファエフはテイクダウンとコントロールのみ。打撃のヒット数ではリデルだが、大きな差ではない。

3R。バックスピンキックを放った瞬間にスリップしたムスタファエフ。リデル付き合わず。パンチで出るが、ムスタファエフタックルに。ケージで耐えるリデル。離れた。リデルまたカーフキック。飛び込んできたリデルに回転肘を合わせようとしたムスタファエフだが、そのまま押し倒され下に。リデル立ち上がるが、ムスタファエフは寝たまま。リデル再度ガードに入ってパウンドを入れる。起き上がりタックルに入って立つムスタファエフ。正対。ミドルを入れるリデル。ムスタファエフまたシングルレッグ。膝をつかせる。バックに回る。テイクダウンは強いのだが、攻められる体勢にならないムスタファエフ。テイクダウンを狙うムスタファエフを投げるとパウンドを入れるリデル。ムスタファエフまたタックルへ。リデルこらえてパウンドを打ち込む。ムスタファエフの投げを潰して上になるとパウンド。タイムアップ。

29-28リデル、29-28ムスタファエフ、29-28リデル。スプリットでリデル勝利。

割れたのは3R?UFC初戦はデビュー戦同士の対戦で実力がよくわからなかったリデルだが、2戦目はランク外の実力者・ムスタファエフに勝利。テイクダウンは許しても押さえ込ませなかった。逆にムスタファエフは組んでからテイクダウンまではできても、その先に行けなかった。