前人未到のデビューから30連勝まであと2つとしたヌルマゴ。一説にはその試合を最後に引退するとも言われている。前回・昨年9月のダスティン・ポイエー戦もアブダビ大会（もちろん、当時はちゃんと客入れをして行われた）。
ゲイジーの前戦は今年5月。無観客で行われた最初のナンバーシリーズのメインで、暫定王座決定戦でトニー・ファーガソンに勝利して、悲願のメジャー二冠王となった。UFC初戦はマイケル・ジョンソン相手にパンチを効かされ、ゲイジーもUFCジッターの波に飲まれてしまうかと思われたが大激闘の末に逆転KO勝ち。が、そこから2連続KO負け。UFCでは厳しいのではという見方もある中、被弾が少ないスタイルに修正し王座戴冠。負けた試合でも7試合連続・合計9度のファイトボーナスを獲得している。
離れた間合い。蹴りも届かない。ゲイジー軽くローを入れる。ヌルマゴは1分過ぎても手を出さない。ゲイジーのロー！パンチを返したヌルマゴにゲイジーも返す。出てきたヌルマゴ。ゲイジープレスされ後退。シングルレッグ。しかし切ったゲイジー。強烈なローを入れる。ヌルマゴタックル。止めたゲイジー。しかしヌルマゴのパンチがヒット。ゲイジーローを入れるがパンチを貰っている。下がるゲイジー。パンチをもらうがローもかなり効いてる。しかしついにヌルマゴタックルで倒した！マウント！残り30秒。ヌルマゴ腕十字！しかしクラッチしてこらえたゲイジー。ホーン。
1Rヌルマゴ。
2R。プレスされ下がるゲイジー。ヌルマゴどんどん出てタックル。切った。ローを入れたゲイジーだが、キャッチしたヌルマゴがテイクダウン！マウント！マウントから抱え十字→三角。ゲイジータップ！しかしレフェリー止めてくれず。タップを繰り返しようやくレフェリー止めたがゲイジー落ちていた。
勝ったヌルマゴはうずくまって大泣き。
試合後、「これが最後の試合だ。父親なしで戻ってくることはできない」とコメントし、グローブを置いたヌルマゴメドフ。引退表明。
