格闘技徒然草

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UFC267:第5試合・エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス vs. ブノワ・サン・デニ

ウェルター級。

UFC7連勝でランカーになったこともあるエリゼウカポエイラ。7連勝の中には中村K太郎からの勝利もある。メインカードに出場するリー・ジンリャンに敗れてランク外に落ちたが、昨年3月には岡見を破ったアレクセイ・クンチェンコに勝利。続けて7月にまたロシアのムスリム・サリコフと対戦し、打撃を入れてリードしていたが、メディアのジャッジのほとんどがザレスキを支持する内容でのスプリット判定負け。

UFCデビュー戦となるフランスのサン・デニ。BRAVE CFのスーパーライト級でキャリアを積み、偶然のバッティングによるノーコンテストを除き全試合フィニッシュ勝利。特に絞めでの一本勝ちが多いグラップラー。BRAVE CFはスーパーライト級が165ポンド、ウェルター級が175ポンドで、ユニファイドウェルター級にあたる階級がないため、階級を上げての試合となる。

左右のパンチを放ったザレスキ。サン・デニの蹴りがローブローに。レフェリーノーチェック。再開。組んだサン・デニだが自ら離れる。またタックルへ。ケージに押し込む。抱えあげてテイクダウン。ハーフ。ケージ際で立ったザレスキ。サン・デニ離れる。プレスして蹴りを入れていくザレスキだが、サン・デニも左ミドルを入れる。また左ミドル。しかしパンチを貰ったサン・デニ。タックルに入る。こらえたザレスキ。サン・デニ離れる。ザレスキ飛び膝。サン・デニ三日月蹴り。ザレスキニータップ。倒せず。サン・デニの左ハイの軸足をローで払ったザレスキ。残り30秒。詰めてきたサン・デニ。右のパンチをもらった。サン・デニも左フックを放つ。ホーン。

1R手数でザレスキ。サン・デニはグラップラーかと思ったが結構打撃でも勝負している。

2R。パンチが相打ちになったサン・デニ。ザレスキタックルに入るがカウンターの膝!そのままタックルに入るが切られた。立ったサン・デニだが効いてる。ザレスキがパンチで攻める。動きが落ちているサン・デニ。ザレスキパンチで攻め続ける。タックル。切られた。立ったサン・デニ。もうふらついている。ケージを背負ったところでザレスキのラッシュ。よろめいている。レフェリー止めろ。ふらついて横を向いているサン・デニだが止めない。ザレスキまたラッシュ。止めていいのにザレスキが打ち返しているので止めない。サン・デニの右がヒット。一瞬動きが止まったザレスキ。サン・デニタックル。テイクダウン。ザレスキちょっとスタミナ切れか。しかしすぐ立って正対し離れる。サン・デニパンチで攻める。ザレスキも疲れている。両者スローモー。残り時間があるのに両者勝手にコーナーに帰る。ホーン。

2Rザレスキ10-8。

3R。サン・デニちょっと動きが戻ってはいる。ザレスキも少し体力回復したか。ザレスキの右をもらってふらついたサン・デニ。効いたというより蓄積したダメージか。タックルに入るが切られて引き込む。ザレスキガードに入る。三角を狙うがサバかれた。起き上がってタックルに入り立つサン・デニ。サン・デニパンチで出る。ザレスキボディにテンカオ。パンチからタックルに入ったサン・デニだがザレスキ切る。ケージに押し込むサン・デニ。ボディロックから投げる。こらえたザレスキ。残り1分。ザレスキ膝をボディに入れるがローブローに。ザレスキに減点。厳しすぎないか?再開。ザレスキパンチで出ていく。サン・デニ距離を取って逃げるが、KOされたくないのか、まさか勝っていると思っているのか。タイムアップ。

三者29-26でザレスキ勝利。

減点以外フルマーク、2Rは10-8で勝利。しかしこのレフェリー、一方的に打撃でボコっているのに止めないし、その癖反則減点のタイミングだけやけに早いしで、基準がおかしい。