格闘技徒然草

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UFC280:西川大和がUFCと契約。10月23日のアブダビ大会でマゴメド・ムスタファエフと対戦。

未だ正式発表はないものの、マネジメントを担当するシュウ・ヒラタ氏がUFCとの契約を認める。

西川大和は新型コロナウイルスのワクチンを接種しておらず、現状は入国にワクチン接種証明が必要となるアメリカでは試合は行えない。アブダビやヨーロッパはワクチン接種証明の代わりにPCR検査で陰性が証明されれば入国可能となっている。そのため、ワクチン接種をしない限りはアメリカ以外で試合を行っていくことになる。

対戦相手のマゴメド・ムスタファエフはUFC3勝2敗。負けた相手はブラッド・リドルとケビン・リー。ダゲスタン出身で、レスリング・ボクシングがバックボーン。勝った試合はすべてフィニッシュしている。特に、現ランキング7位のハファエル・フィジエフのUFCデビュー戦で、バックスピンキックでKO勝ちしてインパクトを残した。2020年2月にリドルに敗れた後、負傷欠場と相手の体重オーバーにより試合が相次いで消滅して、2年8ヶ月ぶりの試合となる。

この試合のオープニングオッズはムスタファエフ1.12倍・西川5.60倍と大差で西川がアンダードッグ。19歳で一見レコードがきれいでない(21勝3敗6分け)ことと、直近の対戦相手が戦績のみで見ると強豪ではない(6勝7敗1分け・13勝6敗2分け、2勝1敗、9勝11敗4分け)ことから評価されていない可能性がある。