ストロー級王座決定戦。前王者ソルトは9月にKAREN戦が組まれていたが、直前で欠場。その後ソルトが王座を返上し、空位となった王座を争う。KAREN1位、本野2位。
THE BLACKBELT JAPANのKARENは10勝2敗(4KO・1一本勝ち)の22歳。もともとはTEAM DATE所属で、フィジカルと組んでのヒジを武器に勝ち上がり、王者藤野恵実のタイトルに挑戦。藤野得意のケージ押し込みで劣勢な展開から、4Rにテイクダウンを狙ってきた藤野を切り替えして上を取ると、ヒジを打ち込んでカットさせTKO勝ち。18歳でのパンクラス最年少王者となった。しかし、ソルトにはフィジカルで上を行かれ、テイクダウンを許す展開で判定負け。所属を現THE BLACKBELT JAPANに移して臨んだダイレクトリマッチでは、ファイトスタイルを変えたものの、フィジカル差を埋めることはできず、判定負けで王座から陥落した。そこから4連勝中。徐々に基礎能力が上がってきている。
リバーサルジム横浜グランドスラムの本野は9勝5敗(2KO・2一本勝ち)の31歳。元DEEP JEWELSストロー級王者。バックボーンは柔道。昨年のRoad To UFC女子ストロー級に出場し、一回戦は相手の体重オーバーにより不戦勝。準決勝では前年にも対戦し敗れているフォン・シャオツァンとの再戦に。2Rまで打撃で押される展開で、3Rにテイクダウンから攻める場面を作ったものの、フィニッシュできずに判定負け。敗戦後、AACCからグランドスラムに移籍している。UFCを目指すために、今年3月にパンクラスに初参戦。いきなり元王者の藤野との対戦となり、1Rはケージ押し込みで取られたものの、2R以降はサークリングして押し込みを防ぎながらパンチをヒットさせて判定勝ちした。
オーソのKARENにサウスポーの本野。インロー、ボディを入れるKAREN。カーフキック。詰めて右ボディを入れたKARENだが本野も返す。本野がタックルへ。小手に巻いてディフェンスするKARENだが、投げた本野。KARENの立ち際にバックにつく。バックからヘンゾフックでグラウンドに引き込もうとする。投げてテイクダウンしたが、KARENはすぐに立った。正対したKAREN。入れ替えた。押し込んでヒザを入れる。しかし本野が外掛けテイクダウン。サイドからマウント!ヒジを入れる本野。亀になったKARENからバックマウントを取る。体を伸ばそうとする本野だがこらえるKAREN。残りわずかで上を取ったが、本野が下から蹴り上げをヒット。ホーン。
1R三者本野。
2R。パンチで出たKAREN。ケージに詰めて右を顔面に入れた。しかし本野が組んでテイクダウン。バックに回る。四の字ロックに。反転して上になったKARENだが本野腕十字。ヒジが抜けかけている。本野が草刈りで倒してまたバックにつく。両足のフックを防いでいるKAREN。ハーフからまたマウントに。亀になるKARENだがバックマウント。残り1分。立ったKARENだがなおもスタンドバックを取る本野。正対したが時間がない。ホーン。
2R三者本野。
3R。ジャブを入れるKAREN。一瞬効いた本野。タックルでしのごうとするががぶったKARENが逆にバックを狙う。しかし本野シングルレッグに。KARENはキムラでしのごうとするが、ケージに押し込む本野。離れたKAREN。詰めていく。ジャブがヒット。パンチで出たところに本野がタックルに入るが切ったKAREN。詰めて右。ケージに押し込んでヒジ。本野組んで投げようとするが、押し込んだKARENがヒザを入れる。背中を向けた本野がバックを取らせた体勢からアームロックを狙う。倒れ込んでバックに回るKAREN。反転しようとした本野だが、KARENが回らせずバックキープ。残り1分。膝をついた本野のボディにバックからヒザを入れるKAREN。ホーン。
4R。詰めるKAREN。本野のワンツーがヒットするが、KARENは下がらない。しかしタックルへ。テイクダウン。KARENすぐに立ちに行くが、バックを取った本野が両足をフック。前に落とそうとするが本野は落ちない。足のフックを外したが、本野はパウンド連打からリアネイキドチョーク!向き直って外したKARENだが、本野は今度はパウンド連打。仰向けに。反転しようとするKARENだが、本野が先回りで上になりパウンドを入れる。またバックを取る本野。ホーン。
4R三者本野。
5R。パンチで出た本野がタックルに。ケージに押し込んで投げた。サイド。亀になり立とうとするが、またバックを取った本野。しかし足のフックをさせずに立った。本野が後方に引き込んでハーフバック。KARENが向き直る瞬間に先回りしてマウント。パウンド!体を伸ばしてチョークを狙うが、向き直り外したKAREN。マウントからパウンド連打!回転して凌いでいる。立とうとしたところでまた後方に引き込んだ本野。すぐに足をフックして反転させない。バックからまたパウンド。ヒジ。タイムアップ。
判定三者49-46で本野が女子ストロー級王者に。最後まで組み勝った。3Rにジャブを効かされ劣勢となる場面もあったが、本野もパンチで打ち返したことで、その後のタックルでのテイクダウンに繋げられた。