格闘技徒然草

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PANCRASE362:第11試合・遠藤来生 vs. 三宅輝砂

フェザー級。遠藤10位。タイトルを返上した三宅はノーランカー。

パワーオブドリーム札幌所属・遠藤は34歳。17勝16敗5分(5KO・4一本勝ち)。組み・打撃で積極的に攻め、運動量が多いのが特徴。昨年はRIZIN北海道大会で謎の中国人ファイターに判定勝ちしたが、昨年9月のパンクラスでは、2度目の参戦となるタジキスタンのオタベク・ラジャボフの強烈な打撃を打ち込まれる展開で1RでKO負けした。

ZOOMER所属・三宅は26歳。12勝5敗(6KO・3一本勝ち)。ヒザとパンチが武器のストライカーで、2024年12月にキム・サンウォンの辞退により繰り上がりで王座決定戦に出場。代役ながら、大方の予想を覆してパンクラス参戦以来無敗だった平田直樹に秒殺KO勝ちで王座を獲得した。翌年の初防衛戦では、過去にギロチンで一本負けしている中田にパンチを効かせて5連続KO勝ちで初防衛に成功。その年の9月に地元愛知で行われるRIZINへの出場を果たしたが、高木凌相手に本来の力を出せずに判定負け。自信をなくしたことで引退を宣言し、王座を返上した。その後、アマチュアボクサーの藤木勇我の動画を見てモチベーションが戻り、復帰を決めている。

両者オーソドックス。すぐに詰めていく遠藤。三宅は前蹴り。シングルレッグで飛び込んだ遠藤だが、三宅は切るとダースチョークに捕らえた。回転して外して立った遠藤。三宅が詰めて右ミドルをヒット。さらにジャブ。右フックもヒット。三宅のジャブをかわせずにもらっている遠藤。打ち下ろしの右が入り遠藤ダウン。すぐ立ったが、今度は前蹴りが腹にヒット。ケージまで下がった遠藤。遠藤がタックルに入るが、スプロールして切った三宅。また右が入った。遠藤のタックルを切った三宅が再びダースチョークを狙ったが、遠藤がディフェンスするとバックに回る。ケージ際で立ち上がったが、三宅がジャブをヒット。残りわずかで三宅の右フックで膝をついた遠藤。しかし1R終了のホーンに救われる。

インターバル中のリプレイ映像で、序盤の三宅のジャブの際にアイポークがあったことが映されるが、特にレフェリーからのアナウンスはなく2Rへ。

2R。遠藤のタックルに飛びヒザを合わせた三宅。バックに回りパウンドを入れるが、遠藤が立ち上がる。遠藤のタックルにまたダースチョークを合わせた三宅。マウントになり絞めるが、入りが浅いと見て解除した。ガードを取る遠藤。三宅が立ち上がりスタンドに。ジャブを突く三宅。さらに顔面にテンカオをヒット。遠藤の打撃を余裕を持ってかわす三宅。左右のフックを振る遠藤だが空振り。2R終了。

3R。ジャブを入れた三宅。遠藤が詰めて回転の早いパンチを打ち込む。右フックを出しながら詰めていく遠藤。三宅はバックステップしながら右をヒットさせる。距離を取ってジャブを入れる三宅。出てきたところに右フック。遠藤ダウン!立ち上がったが、追い足がなくなっている。詰めてきたところにパンチを合わせる三宅。左ボディを入れた。詰めてきた遠藤にヒジを入れる三宅。遠藤はケージに詰めると左右のパンチを打ち込む。最後まで詰めていく遠藤。三宅は距離を取って逃げ切り体勢に。タイムアップ。

判定は30-27、30-27、30-26の3-0で三宅が再起戦に勝利。

勝った三宅は「つまんない試合になっちゃいました、すみません。次の次にタイトル戦をやる(山口)怜臣くんに『一回試合を決めちゃった方がいいよ』って言われて、すぐに試合を組んでくれたパンクラスさん、ありがとうございます。ちょっと不甲斐ない試合をしてしまって納得がいかないんですけど、これが今の僕の実力だと思っています」とマイクで語った。