TUF34バンタム級トーナメント決勝戦。
アゼルバイジャンのオスマンリは22歳。チーム・ビスピンのドラフト2位。キャリアでは12勝1敗(2KO、8一本勝ち)。ファイトスタイルとキャラクターで、久々にTUFからスター選手が出ることになるかと期待されている。マクレガーに憧れているが、「マクレガーと違い、自分は組み技もできる」とうそぶいており、TUFでは2試合続けての一本勝ち。初戦で勝った際にはケージサイドのダナ・ホワイトにUFCとの契約をアピールした(決勝まで勝ち上がればUFCと契約できるという趣旨の番組なのだから、認められるわけはないのだが)。TUFではチーム・ビスピンに所属し、アキルベクとはチームメイトだが、準決勝に向けてのスパーリング中に、テイクダウンしたアキルベクが上腕を顔に押し付けたのを「ヒジを入れられた」と激怒し、襲いかかるところをコーチに止められたという因縁がある。
キルギスのアキルベクは23歳。キャリアでは10勝3敗(6一本勝ち)。チーム・ビスピンのドラフト3位。レスリングベースで、テイクダウンから固めていくグラップラー。バンタム級は準決勝進出4人のうち3人がチーム・ビスピンで、アキルベクは準決勝から同チーム対決となり、コーチのビスピンは中立を守っていたが、アキルベクがあまりにも押さえ込むだけの試合をしていたため、たまらず対戦相手を勝たせるように指示を飛ばし始めている。アキルベクは最初のチーム分け前のスパーリングでも対戦相手とトラブルになっており、グラップリングスパー中に相手のパンチで顔面をカット。その相手とはTUF1回戦で決着戦が組まれて、アキルベクが判定勝ちしている。
オッズはオスマンリ1.34倍、アキルベク3.35倍。
オーソのアキルベクにサウスポーのオスマンリ。左を打ち込む。アキルベクも右を返すが、圧を掛けられてケージを背負う。右で飛び込むアキルベク。押しマンリも右を返した。アキルベクがタックルへ。テイクダウン。スクランブルで逃れようとしたオスマンリだが、アキルベクが上を取り、オスマンリのガードに。押さえ込んで殴るアキルベクだが、オスマンリがフックスイープで浮かせて立った。スタンドでパンチを出したオスマンリ。スリップして片膝をついたアキルベクの頭部にヒザを入れたオスマンリ。反則。タイムストップ。続行不能。
アキルベクが反則勝ちでTUFウィナーに。
しかし当然両者とも消化不良。リマッチが組まれることはあるのか。