ライトヘビー級王座戦
×ビクトー・ベウフォート(3R終了後、TKO)ランディ・クートゥア○
×マット・リンドランド(1R24秒、KO)デビッド・テレル○
前回アクシデント的な結果に終わったライトヘビー級タイトル戦が、立場を入れ替えて再戦。不惑の鉄人・クートゥアが王座返り咲き。ビクトーの偶然のバッティングによるカットが攻撃により大きくなってのレフェリーストップとのこと。アクシデントがあったものの、試合内容はずっとクートゥア優勢だったらしい。
試合後、プライドミドル級王者ヴァンダレイ・シウバがオクタゴンに入り、クートゥアとの統一戦をアピール。とても見たいカードではあるけど、政治的に実現させるのは相当難しそう。リングかオクタゴンか、レフェリーはマッカーシーか島田かで勝敗が変わってきそうだし。
さらに、ズッファ社は12/12の日本大会を発表。通常のUFCシリーズとしての日本上陸は、ズッファ体勢となってからは初めて?通常のUFCをそのまま持ってくるだけでは、日本ではちょっと厳しいかもしれないが、ここでプライドが(シウバとまではいかなくても)トップ選手を派遣すればかなり盛り上がると思うのだが。なんて言ってたらアローナを派遣したりして(こういうのを「敵に塩を送る」と言います(違う))。
他にUFCでの注目結果は、パンクラス参戦中のデビッド・テレルが、マット・リンドランドを24秒殺した試合。リンドランドはブスが去った後のミドル級トップ選手なだけに、この勝利はインパクトが大きい。と同時に、今後パンクラスへの参戦がほぼ絶望的になったであろうことが残念でならない。UFC日本大会でテレルvs近藤が実現してくれればいいのだが。