ルーマニアから身長183cm、体重167kgの超巨漢・柔道家アレクサンドル・ルングが緊急参戦！ その実績は、シドニー五輪柔道100kg超級の決勝戦で日本の篠原を疑惑の判定で破り、金メダルに輝いたあのダビッド・ドゥイエ（フランス）に96年と99年に2度勝利を収め、第20回世界選手権無差別級で日本の真喜志を降して金メダルを獲得しているクバツキにも勝った事があるという経歴の持ち主だ。96世界選手権100kg級優勝、99国際ヨーロッパGP100kg超級優勝という柔道での実績の他に、レスリングでルーマニア選手権2度優勝、サンボ世界選手権ヘビー級でも優勝している“組み技の帝王”なのである。しかも、総合格闘技の経験がすでに2年あるという。
「篠原に勝ったドゥイエに２回勝った」とか、「真喜志に勝ったクバツキに勝った」という回りくどい実績ではあるが、ただの木偶の坊じゃないと言いたいことは伝わった。しかしこの写真（→http://www.prideofficial.com/free/fighters/details/1129200954.html）を見る限りイロモノにしか見えない・・・。太ったエンセン井上？総合の経験もあるらしいが、sherdog（http://www.sherdog.com/fightfinder/fightfinder.asp）で出てこないため、ローカルなレベルでしかなさそう。
相手がトンプソンということもあり、超スーパーヘビー級の豪快な試合になりそうだが、すでにズルジーニョvs戦闘竜が組まれているのだから、同じような試合はいらないだろう。こういう試合は息抜きとして１試合はあった方がいいかもしれないが、今大会は息詰まるような緊張感がありそうな試合が見あたらないのに、息抜きだけ何回もしてどうするんだという感じ。
これで８試合。全カード決定か？このカードだと、ミルコvsジョシュがメイン、桜庭vsケンシャムがセミになりそう。
