格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★スーパーファイト セーム・シュルトvsピーター・アーツ

ロー・パンチで攻めるシュルト。アーツは距離を詰めてのパンチをシュルトの顔面にヒットさせる。今までシュルトは距離が近くなると首相撲に行っていたが、今回からそれが禁止。なので接近するとクリンチになってしまう。プレッシャーをかけているのはシュルト。時折膝も狙うが、アーツはクリーンヒットを許さない。
2Rはさらにクリンチが多くなる。両者に注意が2回出る。
3R、すぐに組みに行ってしまうシュルト。再三注意が出て、イエローカード2枚で減点2。近距離だとアーツのパンチが入る。
判定2−0でアーツ。シュルトK-1初黒星・・・。しかしジャッジは29-28×2、28-28で、減点のみでの敗戦。ルールに敗れた感がする。シュルトは新ルールへの対処ができていなかった。近距離だと攻め手がないのだから、前蹴りで突き放して距離を取って戦えば良かったのでは?ルール変更をいつ告げられたのかわからないが・・・。首相撲禁止は膠着を防ぐのが目的というが、シュルトの場合は逆に膠着が増えてしまったと思う。