メインはバリーがKO勝ち寸前でほぼ勝利を集中に収めていたが、コンゴの一発でバリーも勝敗もひっくり返った。近年稀に見る逆転劇。ヘビー級ならではのKO決着で、前日にメインに出場する選手が解雇されるという異常事態を救ってみせた。
セミは売り出し中のストーリーが前日出場決定の代役・ブレネマンに完敗するというアップセット。１ヶ月前にアウベスに勝って名を上げたばかりのストーリーだが、アンソニー・ジョンソン欠場を受けて緊急出場を決めたのが裏目に。相手がマーコートならともかく、格下のブレネマンというのが気の毒。
タイグリとダディというライト級トップ選手がフェザーデビュー戦を行ったが、二人とも苦戦。タイトルに絡むのも厳しそう。
一番印象に残ったのがチャールズ・オリベイラ。反則の膝がもったいなかった。止めないレフェリーも悪いが。
ベストバウトはメイン。
