ライト級。
カリアソ・岡見・ブティッシュに続き、今年の日本大会に出場しているローゾン登場。ここまで日本大会で勝った選手は負けて、負けた選手は勝っている。ミラーはグレイ・メイナードの代打だが、試合が決まったのは1ヶ月半前で、準備期間は十分。
積極的に手を出していくミラー。ローゾンも返していくが、バランスを崩した所でミラーが首相撲に捕らえてそこからヒジを入れていく。ミラーの猛攻。ローゾン、ガードを固めて凌いだ。ミラー、首相撲から膝、そしてまたヒジ連打！連続でもらってぐらついた所にスタンド肩固め。外した。しかしローゾンは額をカットしていてドクターチェック。再開。また首相撲から膝を入れるミラー。ローゾンの返り血で真っ赤になりながら出ていくミラー。両者前蹴りでバランスを崩して倒れるがすぐに立ち上がりまた撃ち合い。ちょっと手数が減ったミラーだがまだ攻撃をやめない。ローゾンも打ち返しホーン。会場からは大歓声。1Rはミラー。
インターバル中にカットマンが治療するが、ローゾンの額の傷はけっこう大きい。
また前に出ていくミラー。常にフルスイングで打ち込む。虚を突いてタックルに入り、テイクダウンしたミラー。ローゾン、また傷口が開き大流血。上体を固めてパスを狙うミラー。ハーフに。出血の量がすごい。ローゾンは下からアームロックを狙ったが外される。ミラーパウンド。ローゾンは潜ってスイープを狙うが、ミラーはダースチョーク。ローゾンが体勢を変えて上を取る。ミラーのガード。ブレイクし、ローゾンのグローブのテープを切って再開。ミラーはラバーガード。それを外して足を一本超えるローゾン。ハーフから倒れこんでヒール！膝十字に入るが膝が抜けている。ホーン。2Rは上になっていた時間でミラー。
動きは落ちてきているが、気持ちは切れていない両者。左ボディを入れるローゾンだが、足をローで払われ下に。スクート。ミラー離れてスタンドで再開。ローゾンのボディが入りミラーちょっと効いたか。しかし下がらない。スタンドでヒジを入れる。また出血がひどくなってきたローゾン。ヒジを振り回すミラー。ローゾンも打ち返していくが、手数で負けている。ローゾンカニばさみ！内回しヒール！アキレスに切り替えたが外れた。ローゾンはギロチンへ！しかしタイムアップ。
最後まで諦めないローゾンのファイティングスピリッツがすごい。
三者29-28でミラー勝利。
