格闘技徒然草

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★ONE FC09:第5試合・エドゥアルド・フォラヤン vs. カマル・シャロルス

ライト級。
昨年5月に3連敗でUFCをリリースされたシャロルス。Sherdogでは35歳となっているが、どうやら40歳の模様(UFCオフィシャルでは40歳)。イギリスでレスリングオリンピック予選8位の記録を残し、その後ADCCではヨアキム・ハンセンを破っている。5年前、35歳の時にMMAプロデビュー。無敗でWECに参戦し、元王者ジェイミー・バーナーとも引き分けている。しかし、UFCではジム・ミラー、ヌルマゴメドフ、ドス・アンジョスに3連敗でリリース。年齢のこともあり、一時は引退していたが、1年ぶりに戦いの場に戻ってきた。イラン生まれのシャロルスは、母国にMMAを広めることを目標としている。
対するは地元フィリピンのMMA最大勢力・チームラカイ所属のフォラヤン。ストライカーで、元K-1MAXファイターのオーレ・ローセンと互角に打ち合ったものの、テイクダウンされて判定負けするなど、テイクダウン耐性に難あり。相手がレスラーのシャロルスでは厳しい戦いが予想される。
組み付いたシャロルス。バックに回る。反り投げ気味に投げてテイクダウン成功。マウント!自らサイドへ。しかし力で返して脱出。スタンド。スピニングバックキックを放ったフォラヤンだが、それをキャッチしたシャロルスが抱え上げてテイクダウン!ハーフ。フルガードに戻したがシャロルスパウンド。立ってサカボ!スタンドへ。打撃で出て行くフォラヤン。ゴング。
シャロルス優勢。メジャー戦士の強さを見せてる。
2R。40歳シャロルスのスタミナはどうか。シングルレッグに入るがなかなか倒せない。バックに回りパンチ連打。立ったフォラヤンだがすぐ投げる。離れた。フォラヤンもちょっと疲れている。左右のハイキックを見せたが、かわされてタックルをもらい下に。ハーフ。肩固めを狙う。金網を蹴って動いて防いだフォラヤン。しかしハーフからヒジ。また肩固め狙い。フォラヤンちょっと心が折れかけてる。しかしかかりが浅い。外れた。ゴング。
フォラヤンに逆転するスタミナは残っているだろうか。
3R。フォラヤン右ハイ。かいくぐったシャロルス。しかし組みには行かない。さすがに疲れたか?フォラヤンが派手なハイキックやバックブローを出していくがヒット率が低い。シャロルスタックルへ。テイクダウンするがフォラヤンギロチン。抜けた。シャロルス上をイープしてパウンド。ハーフ。なんとか立とうとするフォラヤン。桜庭ロックを狙ったが決まらず。しかし離れてスタンドへ。蹴っていくフォラヤン。シャロルスは全く動かない。ガス欠か、勝ち逃げ戦法か。ローをキャッチしてテイクダウン。時間がない。ゴング。
判定3-0でシャロルス勝利。
完勝だったが相手のレベルを考えたら元UFCファイターとしてはどうか。即青木戦というには物足りなかった。