格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN28:オッズ/予想と展望

グローバーテイシェイラ 1.23
ライアン・ベイダー 4.00

岡見勇信 3.00
ホナウド・ジャカレイ 1.38

ジョセフ・ベナビデス 1.18
ジュシー・フォルミーガ 4.70

フランシスコ・トリナウド 1.31
ピオトル・ホールマン 3.35

ハファエル・ナタル 1.36
トル・トローエン 3.10

マーカス・ヴィニシウス 3.25
アリ・バガウティノフ 1.33

フェリペ・アランタス 1.53
エジミウソン・ソウザ 2.50

ジョン・ゼフェリーノ 2.10
エリアス・シウベリオ 1.71

ルーカス・マルチネス 1.63
ジュニオール・ヘルナンデス 2.25

キース・ウィニスキー 2.75
アイヴァン・ジョルジ 1.43

ユーリ・ヴィルフォート 1.91
ショーン・スペンサー 1.83

メインはライトヘビー級戦。ランキング3位のテイシェイラが地元で初メインを務める。今月のUFC165でランキング1位のグスタフソンがJJに挑戦し、2位のLYOTOはミドル級転向のため、次期挑戦者にもっとも近い存在。相手はランキング11位のライアン・ベイダー。10位以内からは外れてしまったが、6位のホジェリオにも勝っている。しかし、テイクダウンを奪うのも難しいテイシェイラでは相性も悪く、オッズも大差がついている。
セミにはミドル級ランキング3位岡見が登場。勝てばタイトル挑戦が大きく近づく試合だが、ランキング5位ジャカレイに対し、オッズではアンダードッグ扱い。ブラジル大会でのブラジリアンファイターの強さというのも影響があるかもしれないが、それでも3倍以上というのは意外なほどの差と言える。
寝技は当然ジャカレイが上。岡見はスタンドキープでジャブで削る展開にしたいところ。テイクダウンについてはレスラーのマーク・ムニョスのタックルも切っていた岡見なら防ぐことは可能なはず。ただ、スタンドの打撃で一発があるのはジャカレイ。このところパンチを効かされる場面が増えてきている岡見だけに、リードしていてもビッグヒットで引っくり返される危険が大きい。ロンバート戦ではダウン後に引き込みで凌いでいたが、ジャカレイ相手では通用しないだろう。最後まで一発ももらわず戦い抜く集中力が必要となる。そう考えると、メインではなくセミで組まれたのは幸運だったかもしれない。
それ以外のカードについては、今年のUFCでもっともマニアックなラインナップになっている。UFCというより豪華版ジャングルファイト?セミやメインについても北米で人気がある選手ではなく、完全にブラジル向け。会場はブラジル人 vs. 世界のカードなら無条件で盛り上がるのかもしれないが。
注目したいのはメインカードに出場する初参戦のアリ・バガウティノフ。昨年のコンバットサンボ世界王者で、それ以外にもレスリングやスポーツサンボ、ブラジリアン柔術でも実績を残している。前戦はロシアのFight Nightsでパンクラススーパーフライ級ランカーの小塚誠司にTKO勝ちしており、どこまでできるのか期待したい。
日本時間5日朝6時半5時半試合開始。前座のみ速報します。