格闘技徒然草

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★UFC on FOX10:メインイベント・ベンソン・ヘンダーソン vs. ジョシュ・トムソン

ライト級。
ベンヘンはペティス戦で王座陥落して以来の試合だがまだランキング1位。トムソンは4位。UFC初戦でネイト・ディアスをKOし、T.J.グラントの欠場によりペティスのタイトルに挑戦するチャンスを掴んだが、ペティス欠場でランキング位のベンヘンとの対戦に。
前回に比べれば体の張りは戻ってそうなベンヘン。オープニングはベンヘンの左ハイ。飛び込んで右をヒットさせたが組み付いたトムソンが投げてバックを取る。四の字バックからたすき。うつぶせになるベンヘンだが脚のロックががっちり入っていて反転できない。脇腹にパンチを入れるトムソン。ベンヘン、トムソンを背負ったまま立った。トムソンはバックをキープ。降りたトムソン。正対すると四つ組みからテイクダウンを狙うベンヘン。クラッチを切ったトムソンだが大内刈りでテイクダウンしたベンヘン。ヒップスローを狙ったトムソンだがベンヘンは起き上がるとスタンディング肩固め。ガードに引き込んで決めに行ったが決まらず。外すとバックを取ったトムソンが投げたところでホーン。
1Rはバックを制していた時間が長かったトムソンのラウンド。
2R。ベンヘンテンカオ。その足をキャッチしたトムソンだがエドガー戦のように片足で堪えたベンヘン。離れた。また組み付くベンヘン。脇の差し合い。両者膝を入れ合う。ブレイク。プレッシャーを掛けたベンヘンがケリから組み付くがトムソンが組み勝った。バックに回ってまた投げる。1Rと同じ展開で四の字バックへ。今度はすぐ立つベンヘン。また降りるトムソン。投げを狙ったが外されて離れた。スタンドでは前に出ていくのはベンヘン。パンチを打ち込んで組み付く。押し返され離れた。ローを蹴るトムソン。パンチから組み付いて首相撲を狙ったベンヘンだが引き剥がして殴るトムソン。パンチからミドルを入れたベンヘン。ミドルをキャッチされたが片足で耐える。ホーン。
2Rは微妙だが押し込んでコントロールした時間が長かったベンヘン。
3R。いきなり組み付いていったベンヘンは支釣込足でテイクダウン。上になるが立ったトムソン。しかしバックに回ったベンヘン。グラウンドに持ち込もうとするがスタンドをキープしたトムソンが正対すると離れる。パンチからの組み付きを狙っていくベンヘン。トムソンが右手親指を骨折したかもしれないという情報が入る。キャッチされるのも構わずミドルを入れていくベンヘン。タックルに入ったトムソンだが切られた。押し込むベンヘン。ヒジを入れる。離れた。ベンヘンテンカオ。ヒットしたが組み付いたトムソンが投げを狙う。堪えたベンヘンだがトムソンはバックに回る。しかしクラッチを切って離れた。ベンヘンが逆にテイクダウンを狙うが離れる。トラースキックを見せるトムソン。ホーン。
3Rスタンドの手数でベンヘン。トムソンの打撃が減ったのは骨折の影響なのか。
4R。またミドルを蹴るベンヘン。キャッチされてもお構いなし。今度はロー。トムソンいいタイミングでタックルに入りテイクダウン成功。ベンヘンラバーガード。固定してヒジを入れていく。腕を抜いたトムソン。ベンヘンは立とうとするががぶりの体勢に。バックを狙うが足を絡めさせずに凌ぐと前に落としてテイクダウンしたベンヘン。バックにつくとふくらはぎ辺りを蹴っていく。トムソンが正対すると離れる。パンチで飛び込んだ瞬間にカウンターのタックルでテイクダウンしたトムソン。すぐに四の字バックへ。ベンヘンすぐに立つ。髪をかきあげて余裕の表情のベンヘン。トムソンはバックで背負ったまま客を煽るが、倒れこんだところでホーン。
4Rも微差だがスタンドでの手数の差でベンヘンか。
ファイナルラウンド。前に出るベンヘン。テンカオ!ふくらはぎへのロー。スタンドで手が出ないトムソン。ベンヘンヒジ。トムソンの足払いでスリップダウンしたベンヘンだがトムソンは追い打ちをかけず立たせる。蹴っていくベンヘン。トムソンまだ様子見?ディフェンスするのみ。右ボディを入れたベンヘンだが、体勢を入れ替えてパンチを入れるトムソン。まだ左ミドル。キャッチしたトムソンがそのまま押してベンヘンを倒す。そこに組み付いてバックを取る。しかし倒せず正対された。四つ組みでテイクダウンを狙う両者。膝を入れる。残り20秒で離れた。ベンヘン右ボディ。両者出て行かないが勝っていると思ってるのか。タイムアップ。
5Rもベンヘン。2,4Rは微妙。Sherdogはどちらもトムソンのラウンドになっている。
48-47、47-48、49-46のスプリットでベンヘン勝利。
さすがに接戦でポイントを取る術を知っているベンヘン。最初劣勢でもすぐに戦法を修正してペースを変えるのが上手い。ただトムソンも負けてなかった。親指の骨折の影響があったとしたら残念。