格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★大石幸史が引退

http://blog.livedoor.jp/pancrasenews/archives/1647785.html

大石幸史パンクラスism)引退のお知らせ
第4代ライト級キング・オブ・パンクラシストにしてism道場長、そしてONE FC第2代フェザー級王者である大石幸史の、14年に渡る現役生活が終了の時を迎えました。

つきましては引退テンカウント・ゴングを2月1日(日)ディファ大会で
行いますので、皆さんのご参加をお願い致します。

大石幸史(パンクラスism)
1977年5月31日生 兵庫県神戸市出身
パンクラス戦績37戦:18勝7敗12分

http://www.pancrase.co.jp/data/prfl/oishi.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%9F%B3%E5%B9%B8%E5%8F%B2
現役全戦績47戦:25勝10敗12分

大石のデビュー戦はUFC。当時青山学院大の大学生だった大石は、就職活動を行ってから会場に向かったという。デビュー戦でいきなりUFC2勝のラバーン・クラーク相手に敗れたものの判定0-2と健闘した。翌年にパンクラス入門。2年目には新人の登竜門であるネオブラを飛ばしてウェルター級初代王者決定トーナメントに出場。優勝した國奥に敗れたものの、デビューから14戦で10勝1敗3分けのハイアベレージを残す。
しかしその後はなかなかタイトルに絡むことが出来ず、空手に傾倒したものの被弾も増え、負けが増えてきた。苦しみながらもボクシングを磨き、階級をライトに落としてからは7勝1敗3分けと再び戦績が向上し、ついに入門から10年でライト級王座を獲得。ISAOに敗れてタイトルを失ったが、今度は階級をフェザーに落とし、王者タクミに挑戦する。挑戦をアピールした時に「もう気持ちが長く続かないと思うので早くタイトルマッチを組んで欲しい」とアピールしていた大石だが、タクミ戦は攻めこむことが出来ずドローでタイトル獲得ならず。再挑戦の機会は当分回ってこないだろうし、ここで気持ちが切れかけたかもしれないが、ONE FCで代役のタイトルマッチが組まれるというチャンスが巡ってきた。
タイトルマッチでは地元のホノリオ・バナリオ相手に、1Rパンチでダウンを喫したものの、2Rに綺麗に右を撃ち抜きKO勝ち。パンクラス所属選手として初めて海外でタイトルを獲得した。バナリオとのダイレクトリマッチも同じく右でKOし、敵地で2連勝。しかし、昨年8月のナラントンガラグ戦では右が不発で5R判定負け。この試合が現役最後の試合となった。
ONE FCで2連勝した時は、今まで試行錯誤をしてきた大石の最終進化形態だと思った。タイトルは失ったが、パンクラスフェザー級に戻って進化した大石の姿を見せてくれるものだと思っていただけに、突然の引退は残念。