格闘技徒然草

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★PANCRASE279:メインイベント・石渡伸太郎 vs. ジョナサン・ブルッキンズ

バンタム級KOPタイトルマッチ5分5R。
2014年に3Rノンタイトル戦で対戦した時にはブルッキンズがテイクダウンを奪い判定勝ち。ブルッキンズは怪我もあり、その時以来の試合となる。
ブルッキンズの計量オーバーにより、石渡が勝った場合のみ公式戦となるが、タイトル戦として行われる。
石渡踏み込んでパンチを打ち込む。さらに出るがブルッキンズの指が目に入りタイムストップ。再開。ブルッキンズの右をもらった石渡。パンチを振り回して防御。懐が深くなかなか間合いに入れない。ミドルを放つが手にヒット。
二者石渡、一者ブルッキンズ。
2R。ロー、ボディで攻める石渡。ブルッキンズタックル。ケージを背に耐える石渡。ギロチンに捕らえて入れ替えると押し込みながら絞めるが外れた。しかし頭部に膝を入れる石渡。2R三者石渡。
3R。ブルッキンズのワンツーをもらった石渡。さらに出てくるところをパンチを放って防ぐ。石渡のローで足が流れるブルッキンズ。石渡タックルでテイクダウンするがブルッキンズがギロチンを仕掛けてきたためすぐ立って離れる。最後にまた石渡テイクダウン。3Rも三者石渡でこの時点で判定では石渡。
4R。お互い手が出ず見合いが続く。ブルッキンズタックルからバックに。石渡反転するが立たれる。三者ブルッキンズ。
5R。KOするしかないブルッキンズだが出てこない。石渡は大振りのフックを振り回すがヒットしない。石渡も倒しにいくにはブルッキンズの余力がある。タイムアップ。
48-47×2、49-46の3-0で石渡4度目の王座防衛。
どこか緊張感がない試合になってしまったのはブルッキンズが悪い。石渡も負けたらタイトルを奪われるより最悪なことになるということで、リスクを冒してまで攻められなかったか。