格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC201:セミファイナル・ローズ・ナマジュナス vs. カロリーナ・コバケビッチ

女子ストロー級。ナマジュナス3位、コバケビッチ5位。ナマジュナスは初代王座決定戦となったTUFの決勝ではカーラ・エスパルザに完敗したが、昨年12月にPVZとのホープ対決で完勝。4月にはInvicta時代に敗れているティーシャ・トーレスにリベンジ達成。
相手のコバケビッチは30歳でMMA全勝。王者ヨアンナと同じポーランド人。ここで勝てば、ヨアンナとのポーランド人同士のタイトルマッチが現実味を帯びてくる。UFCでは2戦2勝だが、いずれも接戦の末の判定勝ち。ムエタイ・クラブマガがバックボーン。
はにかんでコールを受けるコバケビッチと対象的に、一切の感情が感じられないナマジュナスの表情。
打撃戦。右を打ち込むナマジュナス。コバケビッチはロー。距離をキープするナマジュナス。ワンツーをヒットさせる。コバケビッチが距離を詰めても外されてヒットしない。コバケビッチ右ハイ。ちょっとパンチがヒットし始めた。しかし出たところで左を入れて離れるナマジュナス。首相撲から膝を入れるコバケビッチ。残り時間わずか。ナマジュナス組むと強引に投げた。コバケビッチは両足をフックしてバックを狙うが投げて下にしたナマジュナス。パウンド。ホーン。
際どいがナマジュナスか。
2R。コバケビッチプレッシャーを掛けてきた。首相撲から膝・肘。ナマジュナスは組んで投げを狙ったがこらえるコバケビッチ。ボディに膝を入れる。ナマジュナスは押し込んでダブルアンダーフック。テイクダウンを狙うが耐えたコバケビッチ。至近距離で肘を入れる。スタンドで脇を抜けてバックに回ろうとするナマジュナスだが戻した。膝を顔面に入れて引き剥がすコバケビッチ。ナマジュナスパンチを入れる。前蹴りでふっ飛ばしたナマジュナス。コバケビッチすぐ立つ。組んで押し込むナマジュナスだが倒せず。だいぶ消耗してきている。コバケビッチまた首相撲から膝。ふらついてきたナマジュナス。ホーン。
2Rコバケビッチ。
3R。コバケビッチ距離を詰めて首相撲を狙っていく。ナマジュナスは距離を取ってパンチを入れていく。タックルを狙ったナマジュナスだが切られた。逆にコバケビッチのパンチでバランスを崩す。コバケビッチすぐ組んでいって膝を入れる。ナマジュナス効いた。タックルで誤魔化すが切られる。引き込んだナマジュナス。ハーフからヒールを狙ったが抜かれる。残り1分。足で距離を作ったナマジュナス。十字・三角を狙うが読まれてる。パウンドを入れていくコバケビッチ。残り10秒で立った。パンチを入れるナマジュナスだがホーン。
3Rコバケビッチ。
判定29-28ナマジュナス、29-28コバケビッチ、29-28コバケビッチ。スプリットでコバケビッチ勝利。
割れるとは思わなかった。1Rは落としただろうけど、2R・3Rは圧倒。組んでの膝・肘が強かった。