女子バンタム級。マクマン10位、ランズバーグ11位。
レスリング銀メダリストのマクマンは、MMA無敗のままロンダ・ラウジーのタイトルに挑戦したが、スタンドでボディへの膝をもらい1RKO負け。その後も4勝4敗でランキング10位まで落ちている。ここ2戦は1Rパウンドで圧倒しながら、いずれも2Rに関節技を極められ一本負け。昨年負傷で試合できず、約2年のブランク。39歳になっている。
ムエタイバックボーンのランズバーグは、UFCデビュー戦はこの後Bellatorで移籍初戦を行うクリス・サイボーグとの140ポンド戦で2RTKO負け。バンタム級に戻してからは4勝2敗。前回はTUFウィナーのメイシー・チアソン相手にテイクダウンを許さずケージに押し込んで膝を入れる展開で判定勝ち。チアソンにMMA初黒星をつけている。
飛び込んでパンチを入れるランズバーグだが、マクマンがシングルレッグ。テイクダウン。ハーフ。上体を固めて押さえ込んだ。ボディを殴るマクマン。嫌がらせだがけっこう強いパンチを入れている。起き上がってきたランズバーグの首をコントロールするマクマン。ダースチョークへ。しかしかかりが浅く外した。残り1分。キムラ。力で耐えるランズバーグ。ホーン。
1Rマクマン。今回も1Rは圧倒したが…。
2R。距離を取りヒット&アウェイで打撃を入れていくランズバーグだが、マクマンはタックルで組み付くと大内刈りでテイクダウン。またハーフ。パウンドを入れる。キムラを狙うが外れた。逃れようとしたランズバーグを再びハーフで固める。残り15秒で足を抜いてマウントに。ランズバーグは下からホールディングしてディフェンス。ホーン。
2Rマクマン。
3R。すぐクリンチしたマクマン。ダブルアンダーフックからテイクダウン。ランズバーグ、なんとか逃れようと亀になるがバックマウントを許した。パウンド連打を入れるマクマン。やや乗りすぎでチョークには入りづらい体勢。パウンドもディフェンスされKOするほどでもない。もはやフィニッシュされないことが目的になっているランズバーグ。仕留めきれずタイムアップ。
30-27、30-26、30-25の3-0でマクマン3年ぶりの勝利。ドミネイトしたが、観客的には退屈な内容。