格闘技徒然草

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UFC on ESPN11:第5試合・マルク・アンドレ・バリオー vs. オスカー・ピエホタ

ミドル級。

ローカル時代は11勝8KOしていたストライカーのバリオーはUFCデビューから2戦は地元カナダで試合が組まれたものの、テイクダウンを奪われる展開で連敗。前回はアウェイの韓国で同じUFC未勝利のパク・ジョンヨンと対戦。ジョンヨンに組まれてコントロールされる展開でいいところなく3連敗。リリースされてもおかしくない戦績だが、こういう情勢では試合ができる選手は希少なのか、4戦目が組まれた。

ポーランドのピエホタは柔術がバックボーンのグラップラーで、UFCデビューから2連勝したが、その後はGM3にチョーク、ホドウフォ・ヴィエイラには肩固め、初参戦のプナヘレ・ソリアーノにはパンチでのKOで3連続フィニッシュ負け。

3連敗同士で、負けた方がリリースされる可能性が非常に高い一戦。

開始と同時に間合いを詰めたバリオー。ピエホタアッパー。プレスするバリオーだがピエホタがサークリングで距離を取り、近づいてくるところにパンチを入れる。バックブロー。バリオー追いかけていき飛び込みアッパー。ケージまで押し込むと近距離からパンチのラッシュ。アッパーがヒット。連打が入り距離を取るピエホタ。飛び込んで右がヒット。バリオーまた飛び込みアッパー。残り1分。間合いを詰めると肘。前に出たバリオーにピエホタはタックル。切られて亀になったところにパウンド連打をもらう。ホーン。

1Rバリオー。

2R。バリオーまたスタンドでプレスしていく。アッパー。ピエホタがチェックフックをヒットさせるがそのまま出ていく。バリオー前に出るとタックルへ。ダブルレッグでテイクダウン。尻もちまでつかせたがピエホタ立つ。圧をかけていくバリオー。パンチを打ち込むが相打ち。ワンツーからアッパーがヒットしピエホタ後退。さらに追い打ちのパンチ・肘からアッパーを入れると倒れ込むピエホタ。バリオーがバックからパウンド。ガードでしのごうとしたピエホタにパウンドを落とすと十分なディフェンスが出来ておらず、レフェリー止めた。

終始積極的に攻めたバリオーが生き残った。