ライトヘビー級タイトルマッチ5分5R。
Bellator移籍後6戦無敗のベイダー。2017年6月の移籍初戦で同じUFCからの移籍組のフィル・デイヴィスの王座に挑戦しスプリット判定勝ちでタイトルを獲得し、11月にリントン・ヴァッセル相手にパウンドでKO勝ちし王座防衛。その後はヘビー級トーナメントに出場すると、階級下ながら決勝まで勝ち上がり、ヒョードルに35秒でKO勝ちしてヘビー級のタイトルも獲得した。昨年9月、ヘビー級王座防衛戦でシーク・コンゴと対戦したが、アクシデントのアイポークでノーコンテストに。ライトヘビー級での試合は約3年ぶり。
RIZINファイターネムコフはBellator移籍から4連勝でタイトル挑戦。4連勝のうち、前ライトヘビー級王者フィル・デイヴィスとの試合のみがスプリット判定だったが、それ以外はすべてフィニッシュしての勝利。
カーフキックを入れるベイダー。ワンツーをヒットさせるネムコフ。どんどん先手を取っていく。ベイダーの右もヒット。ネムコフのパンチがヒットしまっすぐ下がったベイダー。ネムコフ追いかけてさらにパンチを当てる。お互い飛び込んでパンチを放っていく。ベイダーパンチのフェイントからシングルレッグへ。テイクダウン。残り1分。ネムコフ下から肘を入れるとベイダー立ってスクート。ネムコフも立ちスタンドに。ベイダーのオーバーハンドの右がヒット。ネムコフは左右のハイ。ホーン。
僅差の1R。全体としてネムコフが押しているように見えたが、テイクダウンやオーバーハンドの右など印象的な攻撃はベイダー。
2R。やはり先に出ていくネムコフ。右がヒット。ベイダーは後退を続ける。劣勢のベイダーがアイポークをアピール。再開。ブレイクでちょっと立て直したベイダーだが、やはり前に出るのはネムコフ。ベイダーも下がり続けるのではなく時折飛び込んでパンチを入れる。ネムコフの右ハイがビッグヒット！ベイダーダウン！追いかけてパウンド。止めていいと思うがレフェリースルー。パウンドを打ち続けるネムコフ。ベイダーなんとか立ち上がり距離を取ろうとするが、追いかけて背後から放ったネムコフのパンチを貰いまたダウン。レフェリーさすがに止めた。
ネムコフがライトヘビー級新王者に。ベイダーはヘビー級タイトルの一冠のみに後退。
